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【館長ブログ】落語によせて

パティオ池鯉鮒は、国の支援を受けた巡回事業として市内の幼稚園、保育園、小・中学校、高校へ、音楽、ダンス、人形劇、伝統芸能などの分野で活躍される一流アーティストの皆さんの公演をお届けしています。

その中の一つとして、日本の伝統芸能である落語の公演を今年度は5回行いました。
落語の歴史は350年ほどと言われていますが、座布団に座って、扇子と手ぬぐいの小道具だけを使用する話術芸です。たったこれだけですが、巧みな道具の使いこなし、身振りや声色によって、私たちを想像と創造の世界に引き込んでいきます。
そして落語にはオチが付きもので、ひねってあるほど面白い。中にはこんなものもあります。「鳥が何か落としたな?」「ふゥん」、「何を描いてるの?」「えェ?」
やはり、前半にしっかりと仕込みをし、いよいよ段取りが理解された頃合を見計らって、ストンと落とす面白さがたまらない。だから漫才と違って、あるところまでは辛抱して聞いてもらう芸です。奥が深いから日本人好みなんですね!

さて、子どもたちにはどうだろうかと多少心配していましたが、そんなことは全然ありませんでした。落語家の上手な進行で、いつの間にか、会場は一つの空間と空気に包まれました。
子どもたちも先生も皆の前で、道具と身振り、話術を体験し、会場を笑いでいっぱいにしました。そして最後は落語家の話芸をたっぷりと堪能し、みんなが優しい明るい笑顔になっていました。その姿に、こちらまでうれしくなり、爽やかな気持ちで会場を後にしました。
 
芸術には、人々に元気と勇気、癒しと感動を呼び覚まし、人それぞれが心豊かに、そして生きぬく力を与えてくれます。
26年度も引き続き、明日を担う知立市の子どもたちに、芸術文化のもつ魅力と素晴らしさを感じてもらうように、この巡回事業を続けたいと思います。

3月1日(土)18時から、今回の巡回事業でも、お願いした落語家も出演します落語『圓歌・たい平・白鳥 三人会』をパティオ池鯉鮒「かきつばたホール」で公演いたします。皆様のご来場をお待ちしております。
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