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【館長ブログ】自然から想う

先日、タケノコが生えているかと里山に行ってきました。
木々の間に山桜がポッポッポッときれいに咲いていました。ウグイスも初々しい声で元気にさえずっていました。
厳しい冬を乗り切り、それぞれの命に春が来たのだなと、うきうきした気持ちで家に帰りました。家に着くと、なんと例年と同様、遠路はるばる、しかも来訪する日にちもほぼ同じ頃に、おそらく昨年と同じ家族のツバメが巣作りにやって来ていました。本当に自然のすばらしさと彼らの生の営みに感嘆しました。

昨年、日本列島で暮らす生き物たちの知られざる家族愛のドキュメンタリー映画『日本列島 いきものたちの物語』を見ました。それは世界の気候と地形を凝縮したような南北に長い日本列島に生息する動物たちの営みでした。
日本各地の美しい四季の移ろいの中で、豊かな自然に抱かれた日本列島を舞台に、美しくも厳しい環境に命をつむぐ姿を捉えていました。
自然界を生きていくには、それぞれの動物に脈々と受け継がれてきた知恵と家族愛、そして共存のための自然の摂理があり、一見自由奔放にみえる姿も、決して自由ではない中での厳しい生存を思い知らされました。

私は若い頃、そのような自然界の営みを誤解し「自由でいいなー」とよく思っていましたが、この映画を見ますと自然界ほど厳しい環境はないなとつくづく感じました。

人間社会は、ルールというものに守られているのに、それに気づかないで生活していることが多くあります。もし、この人間社会のルールではなく自然界の摂理にしたがって生きていくことになれば、私たち人間はこの大自然の中で最も早く、生きていくことができなくなるのではないかと思ってしまいます。人間は合意形成での社会ルールがあるから安心して生活できるのでしょう。自然の中で生きていくことは、どれほど厳しいことでしょうか。

人は生まれたら、ただ生きるだけではなく、生き続けていかなくてはなりません。生き続ける意味は、もちろん人それぞれに違いますが、授かった命への感謝。大切な人、愛する人とともに生きる幸せ。自分の好きなことを見つける喜び。自分以外の誰かに認められ、それに対して何かを返していきたいという「願い」。それらが実現できる健全な社会性をはぐくむ場所として、文化会館が果たす役割は大きいと考えています。今年度もパティオ池鯉鮒は様々な事業を通して、心豊かな地域形成のために貢献していきたいと思います。




※写真上・・・パティオの桜が満開になりました。
※写真中・・・芝桜が咲き始めました。
※写真下・・・ハトが緑のパティオで子育て中です。
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