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駅前彫刻がパティオにやって来ました

5月1日は「八十八夜」でした。八十八を組み合わせると「米」という字にもなることからも、農家に茶摘みや種まきに適した時期の到来を告げる雑節の一つです。
この頃から気候も安定してきて、唱歌の歌詞にあるように日に日に夏めいてきます。
新型コロナウィルス感染防止対策に伴う休館でひっそりとしているパティオですが、周りの田では一面の絨毯となった秋まき小麦の穂が五月の風に揺れています。

話題は変わりますが、知立駅前では、百年に一度のまちづくり事業が佳境に入っています。
鉄道によるまちの分断や、踏切での事故や交通渋滞を解消するための「連続立体交差事業」、区域内に幹線道路や生活道路を築造し、知立市の顔となる良好な市街地環境を整える「土地区画整理事業」、土地を高度利用することで商業スペースや高層住宅を建設する「市街地再開発事業」(2019年竣工)などにより、都市の基盤が生まれ変わろうとしています。
最近は、鉄道高架橋の骨格が見え始め、新たな建物がお目見えするなど、まちの姿が日に日に変わっています。徐々に新しいまちのしつらえが整いつつあり、近い将来の「まちびらき」への期待がいやが上にも高まります。

そんな中、知立駅前広場の機能や形態も大きく変わるようで、その整備が一部で始まるようです。
昨年までは、ここに噴水があり、その中心に知立駅のシンボルともなっていた彫刻がありました。
この彫刻は「自由と平和の像」(作者:安藤菊男)という作品で、知立ライオンズクラブの10周年記念として1974年に設置されたものですが、これも移転させなければならなくなったことで、その移転先として当会館が候補に上がりました。

当会館の開館以来、エントランスロードで開催されている野外彫刻プロムナード展は、知立ライオンズクラブのご支援を頂き、当会館も連携しています。また、施設内には数多くの彫刻作品を展示するなど、かねてより彫刻へのかかわりも深いことから、市民が親しんだ芸術作品を埋もれさせないためにも、当会館がこの彫刻を受け入ることとしました。

0510①

0510②

設置場所は、野外彫刻プロムナード展の延長線上、一般駐車場北側にあるメタセコイアの手前です。
すでに3月に移設工事が終わり、今は樹木の緑と空の青さを背景に、「自由と平和の像」がパティオを訪れる皆様をお出迎えします。
まだまだ新型コロナウィルスによる影響が拭えない状況にありますが、この銅像に込められた「平和」への想いを通して、速やかな感染被害の収束につながる事を祈りつつご紹介します。休館が解除された暁には、駅前とは異なる環境に置かれたこの作品がどう見えるのかご覧いただく、そんな日が一日も早く訪れることを、ただただ願うばかりです。
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