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文化庁助成事業への評価

桜前線は北へと駆け上がり、4月15日頃は七十二候の第十候「虹始見」(にじはじめてあらわる)です。これまで淡く消えやすかった虹も、土の香りが匂ってくるような春驟雨(はるしゅうう)の後など、次第にくっきりと見え始める頃となりました。

高遠桜
 
さて、私ども一般財団法人ちりゅう芸術創造協会は、毎年度事業運営にあたり、限られた予算を有効な事業執行に結び付けるため、公的助成金等の獲得に積極的に取り組んでおり、「文化庁」、「日本芸術文化振興会」や、「一般財団法人 地域創造」などから助成をしていただいています。

その内の「日本芸術文化振興会」からの助成は、文化庁からの補助金を財源としており、そのメニューの一つに「地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業」があります。
これは、地域の特性・ニーズを踏まえ、地域の文化拠点としての機能を最大限に発揮するための「公演事業」「人材養成事業」「普及啓発事業」に対して支援していただくものです。
平成30年度は、全国303件の応募の中から202件が採択されており、当会館も毎年度継続して助成をしていただいており、今年度も採択していただきました。

助成金を頂くまでの事務作業の流れを紹介しますと、(要望)→(事前審査・採択)→(交付申請)→(助成の対象となる公演活動等の現地調査)→(実績報告、支払申請)→(事後評価)→(助成事業の改善)というものです。この流れを一貫して実施することで機能強化が図られるシステムとなっており、平成30年度事業より採用されました。

昨年9月に行われた評価伝達、意見交換会では、当会館の事業運営に対し、地域のニーズに沿った事業展開や鑑賞環境を認めて頂き、申請した8事業は、いずれも事後評価結果が事前評価結果を上回るなど、大変良い評価をいただきました。
 
評価を頂いた点は、市民参加型演劇「決定版 十一ぴきのネコ」では創造活動への契機作り、「愛知県立芸術大学オペラ公演2018」では人材の育成、「こどもアートふれあい事業」では、子供どもたちの文化芸術に親しむ心を育て、豊かな情操の涵養とコミュニケーション力の向上につながることに対してです。
さらに、ホールボランティア「パティオ・ウェーブ」の活動が、当会館の持続的な発展に寄与している点を高く評価していただきました。
また、時の流れに惑わされることなく、当会館が持つ強みを伸ばすことが肝要とのアドバイスもいただきました。
この評価におごることなく、文化芸術を通しより良い地域社会の構築に向け、今後もさらに精進し事業展開してまいります。



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