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こども・アートふれあい事業

秋も深まり、紅葉の便りが聞かれるようになりました。この辺りの見ごろはもう少し先の11月下旬となるようですが、当会館周りの田畑では雑草が枯れはじめ、その景色は冬を迎える前のさみしさを感じさせています。そんな中にも咲く花々があり、見る者の気持ちを和らげています。山茶花、つわぶき、水仙など華やかで存在感をアピールしているのもあれば、茶、柊、枇杷のようにひっそりと小さな花をつける花木や、芳香を放ち楽しませてくれるものもあり、季節の移ろいを感じさせてくれています。
 
さて、今回は、子どもたちに向けた取り組みの紹介です。
当会館パティオ池鯉鮒が、市内の各保育園、幼稚園、小学校、中学校に出向き、子どもたちに生の音楽や演劇などを届けていることをご存知ですか。

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パティオでは、「こども・アートふれあい事業」として、子どもたちが地域の身近な場所で、生の舞台芸術を鑑賞・体験し身近に触れることで、文化芸術に親しみ、豊かな情操を養い、人として大切なコミュニケーション能力を向上させることを目的に、また、子どもたちの多様な個性の醸成にも配慮して「演劇・人形劇分野」「音楽分野」「伝統芸能・伝統音楽分野」など幅広いジャンルに渡るよう、各年度ごとに芸術分野のテーマを設定する方式で企画を展開しています。
この企画により、子どもたちが中学校を卒業するまでに、様々な芸術分野を鑑賞できるようにと考えています。


本事業の具体的な活動としましては会館当時から継続的に実施する地域の伝統芸能「山車文楽」を知っていただくために本場の大阪文楽の技芸員が上演する作品鑑賞や文楽の三業を体験する「中学生優れた芸術鑑賞事業(文楽)」を今月末、開催いたしますし、これまでにも小学校では「落語」や「狂言」を各学校の体育館などで鑑賞して頂きました。また、はじめての芸術鑑賞となる幼稚園・保育園では「人形劇」や「日用品楽器演奏」「和太鼓コンサート」など、芸術鑑賞の原風景ともなる機会が、良い出会いとなるような作品を選定し、その機会を心から楽しんで頂いています。

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今年度はこの他にも、教育委員会などとの連携により、小学校では「パティオ登録アーティストによるコンサート『コンサートデリバリー』」を実施していますし、市内3中学校の2年生全員を招待し、愛知県芸術劇場とSPAC(静岡県舞台芸術センター)が共同企画した、県内の子どもたちに向けて舞台鑑賞の機会を提供する「劇場と子ども7万人プロジェクト 中学生招待公演『寿歌』」を上演しました。
高等学校へも、生徒会と当会館とが連携して演目を選定し開催する、芸術鑑賞会を12月に予定するなど、乳幼児期から高等学校までを広く網羅して展開している事も当市の教育普及事業としての特徴となっています。

私どもが重要な活動と位置づけておりますこの「こども・アートふれあい事業」は、地元企業や各種団体、市民の皆様から多大なるご協賛を頂くことで企画・運営しております。ご厚情をいただきました皆様に深く感謝申し上げますと共に、今後も地域住民をはじめ、教育機関の皆様との協同により、当市の将来を担う子どもたちの心身ともに健やかな育成に寄与するよう、「パティオ池鯉鮒」の持つ機能を最大限に活用し貢献して参りますので、引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
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