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2012年を迎えて


新年おめでとうございます。

2011年は、まったく世界中が激動の年でありました。もちろん日本も例外ではありません。地球のグローバル化と口では言っていましたが、実感薄であったことを反省しています。タイの洪水が即、日本の基幹産業を揺るがす時代。天変地異と政治、経済の異変がトリプルパンチで襲ってきた年でした。
2012年が幸福であることを祈ってやみません。人と人との絆を深め、みんなで助け合っていく社会を築いていきたい。それには最初の行動として「あいさつ」を心がけたいものです。

挨拶の語源は、仏教語の「一挨一拶」です。挨拶の〝挨〟という字は「開く、迫る」また「押す」という意味があり、〝拶〟は「迫る、開く」「押し返す」という意味であります。つまり「互いが心を開いて相手に迫る」ことなのです。

日本人の礼儀正しさは世界の定評でしたが、最近はあいさつをしない人が増えました。つまり心を開き合わないで一日を始めているのです。しかし、どういう訳か、利害・上下関係のあるところではみんなあいさつするのです。自分を中心とした尺度で、あいさつする相手を決めているように思えます。

係長のときは愛想よくあいさつしていたのに、課長になったとたんふんぞり返ってしまう人がいます。奥さんが旦那にも子どもにも「おはよう」と言わないかと思えば、なんと?ペットには「ポチおはよう」と声をかけている・・・。

私たち日本人は、知らず知らずにあいさつする人を区別しています。これでは諸外国に信用されないし、嫌われてしまいます。日本人は、湾岸戦争後の難民救済、ベトナム難民救済の時にも、外国の人々が困難な状況の中に自ら飛び込んで、難民を救おうとしているときに、日本人は自分の手を汚さず、お金で済ませてしまおうとしたのです。

その基本が毎日の私たちの暮らしの中にあることを忘れてはなりません。利害関係のあるところでは「おはよう」というけれど、一銭にもならないと思ったらいわない。―――という常日頃の態度が、そういったところに現れるのです。

東日本大震災後の被災地救済に手を差し伸べてくれる諸外国の人々には、無償の〝愛〟を感じました。たしかに現代の日本人は物質的に豊かになりましたが、一方で日本人の心の基盤というべきものを失いつつあるのではないでしょうか。
私たちが社会生活を営む以上、人間との関わりをなおざりにはできません。朝の挨拶ひとつで家庭も職場も変わります。なぜなら挨拶する人の心はいつも開かれているからです。

多くの芸事も、まずはあいさつで始まりあいさつで終わります。文化を大切にしている所以でしょう。
パティオ池鯉鮒も、「地域に根ざす 親しみと にぎわいの会館」として、たくさんの方々に気軽に足を運んでいただける会館を目指して、職員一同明るいあいさつで皆様をお迎えしたいと思います。

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