忘れることができない伊勢湾台風

  • 2017/11/10(金) 22:01:05

先月末、季節外れの台風が二週連続でそれも週末に襲来し、日本列島に大きな被害の爪痕を残して通過していきました。最初の21号は、超大型台風という事前予報もあり、私もそうでしたが多くの人が大いに警戒し、できる限りの対策を講じられたことと思います。一方、22号は上陸しなかったこともあって、意外と静かな通過でした。いずれも非常に心配していた二つの台風でしたが、幸いにもこの地域での大きな人的・物的被害が出なかったことに一安心でした。

しかし、二週連続で襲来した台風により、行楽シーズン真っ只中ということもあって観光地は悲鳴、更に全国で予定されていた屋外でのイベント等が相次いで延期、更には中止を余儀なくされるなど、様々な事業に影響が生じた事態となりました。当市の市民大運動会も同様に順延・中止となり、各町内の役員の方々も連絡に追われるなど、大変に苦労されたことと思います。

私にとって台風といえば、真っ先に思い出されるのが「伊勢湾台風」であります。昭和34年、当時小学校1年生でしたが、台風の恐ろしさを小さいながらも鮮明に記憶しております。夜になり一段と風が強くなり、停電でローソクの明かりを頼りに両親が必死に雨戸を押さえていたことを覚えております。私も子供心にその場の深刻な状況を感じたのか、大して役に立たないのですが一緒に雨戸を押さえていたような記憶がかすかにあります。

今の建物はコンクリートの基礎があり、土台などとしっかりつながっていますが、その当時の家は石の上に柱が載っているだけの簡素な構造で、我が家も同様で家がぐらぐら揺れて今にも倒れるのではないかと、大変に恐怖を感じた夜でした。夜が明け、気が付くと幸いにも家が倒れることもなく持ちこたえていましたが、外に出るとあちらこちらで大きな松の木がことごとく根元から倒れ、また多くの家屋が倒壊するなど想像を絶する状況でありました。被害状況としては犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)負傷者38,921人という日本に襲来した台風としては最悪の記録が残っています。
 
現在では科学進歩とともに、台風などの気象情報はリアルタイムでの確認が可能となり、事前にある程度の備えなどの対策を講じることも可能となりましたが、自然災害は避けて通ることはできません。特に地震などは予測できず何時発生するかわかりません。自分の命は自分で守ることを基本として、常に言われていることですが、万が一に備え水・食糧などの備えは、後で後悔しないためにも必ず行っておくべきと思います。皆さん実行しましょう!

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