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「世界音楽物語」によせて

私たちは、毎日たくさんの人々の愛にはぐくまれて生活しています。この世に生を受けてから、多くの人とさまざまな形でめぐり会い、人は、それぞれ人との関わりあいの中で生活しています。そうだとしたら、出会いは偶然であり、また必然でもあるでしょう。いつしか、私たちはそれをあたり前のように生活の中に溶け込んでしまいます。
しかし、そんな人との出会いにも、いつとはなしに別れが訪れます。

人は生まれて、両親と会い家族に会う、そして地域の人に会い、保育園・学校に行って友達に出会い、社会に出ていろいろな人と関わっていく。だから出会った人を大切(愛)に思うことは、人生を有意義なものとし豊かなものにしてくれる重要なことだと思います。

パティオ池鯉鮒では、子どもさん向けに良質な世界の名作を、音楽の生演奏に乗せて朗読を楽しむ自主事業【世界音楽物語】をシリーズとして10回公演してきました。
また、当館は「優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」として文化庁から5年継続の採択をいただき、2年目となる今年度は、2012年2月4・5日に、知立に伝わる民話「かきつばた姫」を人形劇に仕立てた「まちおこし新作音楽人形劇 愛・かきつばた姫」をお届けする予定です。
今回の「世界音楽物語」は、そのプレ公演として行うものです。

本公演のテーマは「愛するものとの別れ」、すなわち、私たちが生きているのは自分ひとりの力ではなく、周りの人たちが愛し支えていてくれること。だから私たちは周りの人たちを大切にする心が大切であること。
このコンセプトで、だいすきだった犬との別れの、世界の童話「ずっーとずっと、だいすきだよ」と、自分のことを恋い慕ってくれる歌人・在原業平を追って池鯉鮒まで来たが、旅立ったあとで会うこともできず、なげき悲しむ別れのはなし、知立の民話「かきつばた姫」の2本を、新作として音楽の生演奏と迫力ある朗読で上演させていただきます。

もちろん子どもたちが楽しんでくれるように、はなしの合間にも動物の着ぐるみなどが登場、視覚的にも楽しんでいただけるものとなっています。

作曲・脚本・演出は、朗読と音楽を融合させた新しい分野の創作に積極的な田頭優子氏、朗読はNHK教育テレビで歌のおねえさんとしてレギュラー出演されていた小野壽子(おの ひさこ)氏、知立市出身のピアニスト小島好弘(こじま よしひろ)氏と、多くの素晴らしいキャスティングでお届けします。

子どもたちと一緒におとなの皆さんも、「世界音楽物語」をぜひご鑑賞いただきたいと思います。どうぞご期待ください!
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