【すたっふNOTE】 東京芸術座『夏の庭』

  • 2018/03/25(日) 00:00:23

みなさんこんにちは、スタッフTです。本日は、もうすぐ例会100回を迎える刈谷・知立・安城おやこ劇場との連携事業として開催する、東京芸術座の『夏の庭-The Friends-』をご紹介します。
この作品は、湯本香樹実の小説を原作に、東京芸術座によって舞台化され、全国のおやこ劇場や学校等でも数多く上演されています。一人の孤独な老人と三人の少年たちとの奇妙な関係を通して、現実感が希薄な現代社会でどのように「生」と「死」を実感するのかというテーマに、児童文学特有の「成長」という王道的な主題を重ねて描かれた作品です。

小学校最後の夏休み、「人間は死んだらどうなるんだろう」という疑問を抱えた少年三人組が、町はずれのぼろ家にひとりで暮らすおじいさんが死ぬ瞬間を見るために、おじいさんの<観察>を始めます。最初は生きる意欲を全く感じられなかったおじいさんですが、少年たちと喧嘩のような会話をするようになってから、不思議と元気になっていく様子。しだいにお互いの孤独や葛藤を知り、少年たちはおじいさんのためにある計画を実行する・・・

現代を生きる中で私たちが直面するさまざまな障壁、それに立ち向かっていく勇気を与えてくれる演劇公演です。思わず笑いが起こるような、おじいさんと少年たちの遠慮のない会話のやりとりに、「生きている」エネルギーを感じていただければと思います。大人の方はもちろん、お子さんやお孫さんもご一緒に、是非お楽しみください。

東京芸術座『夏の庭』表

刈谷・知立・安城おやこ劇場例会100回記念公演
東京芸術座『夏の庭』
日:4月22日(日)
時:16:00開演(開場は開演の30分前)
会場:かきつばたホール
詳細はコチラ

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お世話になりました

  • 2018/03/10(土) 20:56:22

この度、今月3月末をもちまして「一般財団法人ちりゅう芸術創造協会」の理事長(館長兼ねる)の職を辞することになりました。早いもので私が現職に就いて3年が経とうとしていますが、その間、特に大きな問題も無くパティオ池鯉鮒の運営が遂行できましたのも、先月末で終わりました平昌オリンピックの日本人メダリストが「多くの人に支えていただいたおかげである」と一応に発言していたように、私自身も同様にパティオ池鯉鮒をご利用する地域住民の皆さんや、市民も多く参加するホールボランティア組織でありますパティオ・ウェーブの皆さんをはじめとする多くの皆様方のご理解ご支援の賜物と心より感謝を申し上げたいと思います。
3年という短い在職期間でしたが、いろんな体験・経験をさせていただきました。その間において一番の思い出はと問われれば、何をさておいても、昨年の10月に行われる予定でした『皇太子殿下パティオ池鯉鮒の視察中止』を挙げることになります。警備上の関係もあって、公式の記者発表があるまで対外的には一切口外してはならない旨の通達もあり、極秘のうちに愛知県、宮内庁、警察など一部の関係者との間で綿密な話し合いを重ね、更に施設内における安全対策としての現場確認、そして当日に携わる関係者の把握と動き、立ち位置や分刻みでのスケジュール調整など、さすがに皇室という特別な方に対する受け入れ対応だと驚嘆しながら準備を進めてきました。
しかしながら、準備万端で受け入れ態勢完了となっていた視察の前日、やむを得ない理由により『明日の視察は中止となりました』との一報が入り、身体中の力が抜けた体感を今でも鮮明に覚えております。天皇陛下が来年4月30日に退位され、皇太子殿下が翌5月1日に即位されることが正式に決定されました。視察が現実となっていれば、天皇陛下が視察に訪れた施設「パティオ池鯉鮒」として、長く後世に受け継がれていくはずであったと思うと大変に残念でありました。
今回、私にとって最後の館長ブログとなりました。最初の頃は文学的才能のない私にとっては少々荷が重い感があり、何を発信していこうか悩みましたが、その時々の世相を反映した話題を中心に、日ごろ思い感じたことを飾らず月1回でありましたが配信してきました。嬉しいことに、その間には『ブログ見ていますよ!』と言った声掛けをしてくれる方もしばしばあり、退職を機に今回が最後のブログと思うと、若干寂しい感があるのも事実であります。短い期間でしたがご愛読していただき本当に有り難うございました。
最後になりますが、来月から新たに迎える館長を中心に、3年間共に過ごしたスタッフが一丸となって、文化芸術の拠点施設「パティオ池鯉鮒」を盛り立て、より多くの人に愛され更に発展することを願いつつ、多くの方々と知り合いになれ、親しくさせていただきましたことは、私にとって大きな人生の財産として忘れることはありません。本来であれば、お一人お一人に退職にあたってのご挨拶をさせていただくところでありますが、今回の最終ブログを通し『お世話になりました。』とお伝えさせていただきます。誠にありがとうございました。