【すたっふNOTE】ナマエガナイ

  • 2015/02/27(金) 11:23:51

こんにちは。事業スタッフのYです。みかわダンス活性化事業 パティオダンスプロジェクトの始動公演(3月1日14時開演)「ナマエガナイ」についてお話しさせていただきます。

パティオダンスプロジェクトとは、プロのダンサー(伊藤キム(知立市出身))とパティオ池鯉鮒がタッグを組んで、地域に根差したプロのダンサー・振付家を育成するプロジェクトです。一般公募で選ばれた振付家・ダンサーを目指す人材を育成し、地域性を大切にしつつ、3年間でダンスの企画制作・地域を学び、自らのデビュー公演を行う企画です。

公共ホールが新たな取り組みを模索するこのプロジェクトの始動公演として上演する「ナマエガナイ」の見どころは、「わかりやすさ」が求められる世の中で、そうではないところで面白いものを提示できたら、それはとても意味あることなのでは?と、プロデュースする立場からいつも考えます。演出・振付山下残とダンサー伊藤キムによる「ナマエガナイ」はまさに正体不明、だけど面白い、見入ってしまうそんな作品です。
是非ご来場ください。お待ちしています。
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【館長ブログ】円明(えんみょう)

  • 2015/02/05(木) 10:41:07

テニスの全豪オープンで、世界第5位の錦織圭選手が活躍しました。彼の頑張りで日本国民に感動と勇気を与えてくれました。残念ながらベスト8で幕を閉じましたが、将来に期待を抱かせてくれるすばらしいプレーでした。彼の活躍を支えているのは名コーチ:マイケル・チャンと誰もが認めています。
コーチの言葉の中に「自分を磨くことで、自分への疑いが薄れていく。それが自信です。大切なことは本当の自分を信じることです。」と言っています。

剣豪の宮本武蔵は、「剣の修行で一番大事なことは何か」という問いに、「円明(えんみょう)」と答えています。
畳のへりを指して「そのへりを渡ってみよ」と言い、若き武士が渡ってみせると、「一間(約1.8メートル)の高さでもそのへりが渡れるか」 「そんなに高くては、渡れません」 「ならば、幅が三尺(約90センチ)ならどうだ」 「それなら、長さが倍になっても渡れます」 「しからば、姫路城の天守閣の高さで三尺幅の橋を架けた場合、渡れるか」 「それは到底ムリだと思います」と。武蔵は『円明』の意味をこう説明しています。
自分の失敗を恐れて、不安、疑心から臆病心が生ずる。つまり、修行が足りず『円明』に欠けるからだとして、『円明』とは、すなわち絶対の信念のこと。この信念に向かって全力で鍛錬する、それが修行だと説いています。

スーパースターも達人も、自分を信じ、絶対の信念を得るための努力をしているのだと勉強になります。実社会でも努力して自信を得ている人には、同時に謙虚さと潔さも強く感じます。

芸術の世界も同じで、演劇、音楽、ダンスなどでも、舞台に立つまでには、多くの稽古に稽古を積み重ねています。それは、この『円明』を身につけること、絶対の自信を持つことではないでしょうか。私たちの社会でも同じことが言えるでしょう。自信が持てるようになるために、失敗もするでしょうが、それも将来の糧となり『円明』につながると思います。是非、自己の鍛錬により自信を持って明日に向かって進みましょう。
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