【すたっふNOTE】『愛・かきつばた姫』関連企画「プレパフォーマンス」

  • 2013/09/20(金) 14:27:38

皆様こんにちは!スタッフCです。本日は、まちおこし演劇『愛・かきつばた姫』関連企画「プレパフォーマンス」についてご案内します。

このイベントは、地域の人々と共に創造する“まちおこし演劇”の活動の一環として、知立の知られざる魅力や可能性の再発見を試みるイベントです。11月23日(土)・24日(日)の本公演をより一層お楽しみいただけるように、写真展、ワークショップ、ライブやトークショー等を企画しました。
去る9月16日(月・祝)には、ライブ&トークイベント「Re:知立」が開催され、『愛・かきつばた姫』本公演の劇作・演出を担当している柳沼昭徳さん、公演チラシ等の写真撮影を担当した写真家の松原豊さん、本公演に生演奏で参加するギタリストの山崎昭典さんとコントラバス奏者の徳田智史さんが、外部から知立に来た者だからこそ感じる知立の魅力を、写真・音楽・トークを通して発掘しました。
そして、最後には演奏家の二人が本公演のメインテーマ曲を初披露し、チラシや文字情報だけではお伝えできなかった、演劇『愛・かきつばた姫』の公演イメージをお客様にお届けしました。
イベントは今月9月29日(日)まで続きます。今後の予定は以下の通りです。

松原豊×シャープ㈱による異次元の写真表現
写真展「村の記憶」@2013知立篇
【日時】現在開催中~9月29日(日)10:00~17:00
24日(火)は休館日
【会場】ギャラリー
【料金】無料 
【内容】再開発計画により4年後の平成29年度には現在の様子から姿を一変する名鉄「知立駅」周辺を中心に展示した写真展です。現在も計画の遂行によりうつろい続ける知立の町並みを、『村を記憶する“写真師”』としての活動に取り組んでいる写真家の松原豊さんが撮影しました。時代の流れと共に喪失していく何かと、そこで結像した記録と記憶は、この地域に暮らす人々にとって、二度と取り戻すことができないものだからこそ、かけがえのない財産となり、日常では見落としがちだった町の魅力の再発見に繋げられるのではと思います。中には家の近所の写真が展示されているかもしれませんし、全く見覚えの無い場所なのに、どこか懐かしさを感じていただけるような風景もあるかもしれません。
また、この写真展はシャープ㈱の協力により、世界初の試みが実施されています。展示されている写真は、シャープの最高機種テレビにも使用されている「超低反射フィルム」による表面加工が施されています。これにより、松原さんの濃密な風景描写に一層の奥行きと広がりが生まれています。知立で世界初の写真表現をご覧いただける、貴重な機会でもあります。

ワークショップ
「フィールドワーク~カメラ初心者のための町歩き~」
【講師】松原豊
【日時】9月21日(土)9:30~12:00
【会場】ワークショップ室2および名鉄「知立駅」周辺
【定員】15名(小学生以上から一般)※先着順。残り若干名。
【料金】無料※ただしミニバス乗車代200円程度の実費をご負担ください。
【持物】デジタルカメラ、ミニバス乗車代(200円程度)、飲料(熱中症対策)
【服装】動きやすい服装
【課題(宿題)】9月21日のワークショップ終了後、後日提出の課題があります。この課題は、11月14日(木)~24日(日)に開催する「ワークショップ写真展」のための課題です。
※ワークショップ写真展では、講師の松原さんが受講生の画像データを編集・再構築した作品を展示します。現実を撮影したデータを重ね合わせることで新しい発見を目指す試みです。
【内容】ご持参いただいたデジタルカメラを片手に町に出掛け、その空気を感じ、写真撮影を楽しんでいただき、そして11月の『愛・かきつばた姫』本公演をより一層味わい深くご鑑賞いただけるようなワークショップです。

プレトーク
王道編解説!「知立市八橋町の伝承『姫塚』のかきつばた姫と在原業平の恋愛」
【解説】松井節子(知立市文化財保護委員)、品川佳代(ちりゅう芸術創造協会職員)
【日時】9月23日(月・祝)14:00~14:30
【会場】ギャラリー
【料金】無料
【内容】『愛・かきつばた姫』本公演は、作品のモチーフとなる『姫塚』と『伊勢物語』をかなり独創的な解釈で紐解き、再構築した現代劇です。この作品をより一層お楽しみいただけるように、その基となる物語の解説をお聞きいただける場を用意しました。

プレトーク
参加者は語る!「まちおこし演劇『愛・かきつばた姫』稽古場レポート」
【出演】みかわ演劇カレッジ修了生
【日時】9月28日(土)11:00~11:30
【会場】ギャラリー
【料金】無料
【内容】『愛・かきつばた姫』本公演に参加する地域の人々(みかわ演劇カレッジ修了生)が、パティオ池鯉鮒プロデュースの市民参加型公演に参加してみての感想や、大勢で行う作品づくりの醍醐味、苦労、裏話などを話します。参加者の生の声をお聞きいただける機会です。お客様からのご質問にもお答えします。

11月23日(土)・24日(日)の本番まで、残すところ2ヵ月余りになりました。このプレパフォーマンスを通して、少しでも『愛・かきつばた姫』の雰囲気を味わっていただき、本公演へのご理解やご関心をいただけますと幸いです。ぜひお気軽に足をお運びください!

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【館長ブログ】知立出身の画家 安藤幹衛展によせて

  • 2013/09/05(木) 14:22:31

パティオ池鯉鮒では、入会地ギャラリー展として定期的に美術展を行っております。多くの美術愛好家の皆さんがサークル活動等の成果を発表されております。
私は絵の芸術性が理解できるほどの者ではありませんが、十人の人間が同じモノを見ても、そこに十通りの美しさが存在し、その表現方法も十通りになります。それこそが“芸術”の根幹ではないかと思っております。
 
イギリスの画聖と言われたタナーのエピソードを読んだことがあります。タナーの『夕焼け』という作品を見て、天文学の権威ある博士が、「このような美しい夕焼けを、私は今まで見たことがない。このような夕焼けは、実際にはあり得ない!」と言うと、彼はこう答えました。「確かにおっしゃるとおりです。しかし博士、こんなきれいな夕焼けを一度は見てみたいと思いませんか?」
自分が思いめぐらす美しさを、現実を超えて、なお追い求め表現するところに芸術が存在する、とタナーは言っているのでした。
良い作品は理屈ではありません。心が感じるものだと思います。

昨年、パティオ池鯉鮒で『和田栄作と愛知の近代洋画展』を開催しました。多くの皆さんが、素晴らしい作品を堪能され、喜びの声を沢山いただきました。

今年は、知立市出身の画家『安藤幹衛展』を開催いたします。
本展は、安藤氏のメキシコをテーマとする作品群と、氏と交流の深かった郷土の画家、北川民次・伊藤髙義・竹田鎮三郎・伊藤昭蔵・永井忠雄らの作品を展示いたします。この機会に郷土の画家の力強い作品をお楽しみいただきたいと思います。
 ※ 展示期間 9月19日(木)~29日(日) 午前10時~午後5時
 ※ ギャラリートーク 9月19日(木) 午前10:30~11:00 永井忠雄[二科会評議員・中部支部支部長]、中山真一[郷土美術愛好家]
 ※ 場 所 パティオ池鯉鮒2階 ギャラリー
 ※ 入場無料

安藤幹衛氏は大正5年知立町に生まれ、昭和から平成の洋画家で、北川民次に師事し、メキシコの文化・歴史に惹かれ自らもメキシコに渡航し、メキシコの風景や人物の優れた作品を描き上げました。
メキシコの文化勲章といえるアラキ・アステカ勲章の授与を始め、総理大臣賞、中日文化賞などを受賞され、二科会の名誉理事として活躍されました。
身近の彼の作品としては、名古屋の地下鉄「久屋大通駅ホーム」に、メキシコの壁画が飾られています。栄方面へ出かけられた時には、是非、この壁画もご覧いただきたいと思います。



※写真・・・「久屋大通駅ホーム」の壁画
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