【すたっふNOTE】残暑もパティオでお楽しみ

  • 2013/08/20(火) 14:04:41

残暑お見舞い申し上げます、スタッフTです。2年ほど前に駐車場の植え込みに植えた百日紅(サルスベリ)が、今年は赤い花をつけました。このサルスベリは植え込み時80cmほどの幼木でしたので、駐車場が混雑した時に、路肩へ停めた車によって一度倒されてしまった過去があります。本体の幹は折れて枯れてしまいましたが、根元部分から脇芽が伸びてきて見事に復活しての開花です。遍くすべての生物には、生命の力強さを備えているのだという事を、その小さな花が凛として現しているように感じました。
さて、今回は「残暑もパティオでお楽しみ」と題しまして、暑いこの季節でも楽しめるパティオのおすすめコーナーを紹介したいと思います。
それでは早速一つ目のご紹介です。近ごろ健康づくりのためにランニングや散歩をする方が増加しているそうですが、パティオの周回エリアは知立市の企画する「健康の道」という散歩コースに指定されています。毎日暑い日が続きますが、早朝や夕刻に、この「健康の道」を利用されている方をお見かけします。この散歩コースには、夏の時期の花として、前述のサルスベリやムクゲが花をつけていますので、季節の花を愛でながら健康づくりを楽しんでいる方も多いのかなと、想像しつつ夏季は私たち職員で水やりを実施しています。また、健康の道から少し入った木の陰に「木漏れ日ベンチ」を設置しましたので、時々こちらのベンチで休みながら、無理をせず健康づくりに励んでいただければと思います。
また、会館内のエントランスロビーには、子育て支援コーナーとして滑り台、絵本、歳時記コーナーなどがあり、日中の日差しを避けて幼児たちを遊ばせながらコミュニケーションする親子連れの方々にご好評いただいております。まだご来館いただいたことがない方も、暑さを気にせず楽しんでいただけますので、ぜひご利用ください。
「残暑のパティオでお楽しみ」、最後は水のパティオに展示された彫刻展示をご紹介します。4月より新しい展示となりましたが、みなさんご覧いただきましたでしょうか。知立市在住の彫刻作家・野村和弘さんによる、おとぎ話の世界をモチーフにした「Fairytales in Stone」を好評開催中です。こちらの作品展は来館に訪れた方々に、昼間はもちろん夜はライトアップで作品を鑑賞できますので、夏の夕涼みには絶好の彫刻展です。
「地域にねざす したしみと にぎわいのパティオ」として、いつ来ても芸術文化体験や彫刻作品などを楽しめる環境づくりを目指しておりますので、残暑のひと時をぜひパティオでお楽しみください。


写真上・・・「木漏れ日ベンチ」を設置しました
写真中・・・サルスベリが花をつけています
写真下・・・「健康の道」ご案内

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【館長ブログ】転換への姿勢

  • 2013/08/04(日) 13:52:32

今年の日本列島は、7月上旬から35度を超える猛暑日が続いています。その原因として、気候変動、ヒートアイランド、太陽の黒点周期等の関係など諸説ありますが、世界中で高い気温状態となっているようです。原発の停止も相まって電力供給不足が懸念される毎日です。

さて、福島原発事故後、国民に「脱原発エネルギー」への意識が広がったはずですが、それに対する新しいエネルギー政策が一向に見えてきません。
政府は「原発再稼働」に舵を切っています。確かに原子力発電所の停止によって、電力供給不足という不安要因もありますが、産業振興においても影響を及ぼすことが懸念されるでしょう。もちろん、家庭においても電気料金の値上げが予想されます。

しかし、核燃料に依存しない社会は、国民の願いでしょう。新しいエネルギー開発を国民は強く期待しています。ねじれを解消した政府としては、新エネルギー政策を打ち出すべきではないでしょうか。
日本の電気エネルギーの多様化は、太陽光発電以外では殆ど進展していないのが現状だと思います。ところが、毎年原子力行政に4千億円台の膨大な資金が投入されています。この資金の三分の一でも新しいエネルギー開発に投下されれば、急速に進展するにちがいありません。そして日本の新しいエネルギー技術が生み出され、世界への輸出産業となる可能性も出てきます。

世界第三位の地熱資源を利用した「地熱発電」、日本を取り囲む広大な海や海峡を利用した「潮流発電」、四季を通じて吹く風を利用した「風力発電」、そして日本で消費される天然ガス換算で百年分の埋蔵量があるとされる「メタンハイドレート」など、新たなエネルギー資源に注目が集まっています。

原発に頼らず、大きく変わる日本のエネルギー政策に、その一歩を踏み出すべきではないでしょうか。一定期間での原発併用も受け入れざるを得ないかもしれませんが、国民は守りから、将来への明るい攻めの政策を期待していると思います。

芸術の世界も、あくなき創造と追求の道を目指さなければ、未来を照らすあたらしい芸術は生み出されません。明日へ向かうところに、人びとの心を動かす芸術が生まれ、世に認知されるものになります。物の豊かさから心の豊かさへと日本国民の価値観が転換しつつある今だからこそ、芸術の持つ本来の価値がより多くの人びとに認められ、そして公共の文化施設はその発信源として、その価値を広く届けられるよう、創造と追及の日々はこれからも続きます。



※写真上・・・知立市文化会館でも太陽光発電を利用しています
※写真下・・・和室の緑のカーテン

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