【すたっふNOTE】「あかちゃんひろば」ってご存知ですか?

  • 2013/03/24(日) 13:42:13

春の嵐が吹き荒れ、あちらこちらで例年より早く桜の開花宣言が聞かれるようになりました。いよいよ春本番です。うららかな陽気に誘われて散歩にでも・・・といきたいところですが、この春の訪れとともに黄砂、花粉、PM2.5と外出を躊躇してしまうニュースも飛び込んできます。
小さいお子さんをお持ちのお母さん方は一体どこで子どもを遊ばせたらいいのかと困っていらっしゃるのではないでしょうか。そこで、今日はパティオ池鯉鮒で行われている「あかちゃんひろば」について、少しご紹介します。

パティオでは月2回、知立市こども課子育て支援センターと協働で「おやこDEサロン」を開催しています。
その内の1回を「あかちゃんひろば」と称して、1歳6カ月までの赤ちゃんとその保護者を対象に和室を無料開放しています。
午前10時頃になると赤ちゃんを抱っこしたママたちが1組、2組と集まってきます。お出迎えするのは子育て支援センターの先生、パティオの職員、それにボランティアさん。暖かい日差しの差し込む和室のまったりとした空間の中で、親子で自由遊びをしたり、ママ同士おしゃべりをしたり、先生や子育て経験豊富なボランティアさんたちに育児相談をしたりしてゆったりとした時間を過ごします。初めてきた方も自然に同じくらいの月齢の子のところに集まり友達の輪が広がっているようです。最後にみんなで輪になって手遊びや紙芝居、体操などをして終わります。

取り立てて特別な事をやっているのではありませんが、お母さんたちはこんな場所を必要としているのだなということを、回を重ねる度に感じています。ある時、たまたま立ち寄った若いお母さんが「友だちはみんなまだ遊んでいるのに自分は毎日子どもと二人きりで煮詰まってしまう」と先生に話を聞いてもらい、これをきっかけに「あかちゃんひろば」に通うようになり、今ではサークル活動にも参加できるようになっています。
「自分だけ社会から取り残されているのではないか」「相談する人がいなくて不安」「ママ友をつくる場所がない」「他の子と比べてうちの子はどうですか」などと、初めての子育ては不安や悩みが付きものです。パティオで行っているこの「あかちゃんひろば」がそんなママたちの不安の解消の場に、また社会との接点の第一歩になれば幸いです。

さあ、この春、あなたもパティオで「あかちゃんひろばデビュー」してみませんか?


新米ば~ばのスタッフSでした。



※PM2.5・・・直径が2.5μm以下の微小粒子状物質(Particulate Matter)
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本日の公演(小遊三・たい平 二人会 ゲストマギー司郎)の演目について

  • 2013/03/20(水) 13:37:09

本日は小遊三・たい平 二人会 ゲストマギー司郎の公演にご来場いただき誠にありがとうございました。
本日の演目は以下のとおりです。

平成二十五年三月二十日
パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)
かきつばたホール

一、やかん        木りん
一、使うかもしれない 駒次
一、お見立て      たい平

仲入り

一、マギー司郎
一、引越しの夢    小遊三

またのご来場をお待ちしております。
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【館長ブログ】公共劇場に想う

  • 2013/03/15(金) 13:33:01

バブル経済時代においては、自治体の財政的余剰、国の財政的支援措置もあり箱物行政を推進してきました。その一つとして、「隣の自治体に豪華なホールがあるから、わが町にも自分たちの芸術拠点がほしい。」という住民要望に対し、多くの自治体で公共ホールが建設され、全国でおおよそ2,000館という公共ホールが存在することになりました。
バブル経済は当の昔に終焉し、潤沢にあった国・地方の財源は脆弱し、借金(国債・地方債)に頼っているのが現状です。今後、大規模改修時期を迎える公共ホールも多数あり、自治体が持つ公共ホールについて、自治体としてどうしていくのか、このままの姿で生き残るかどうかも含め、悩ましい問題であります。
特に、平成の市町村大合併により、ホール保有数の増えた自治体と市民の方は成り行きが懸念されます。
今まで培ってきた我が国の芸術文化の分野は、民間劇場が大きく寄与する形で醸成してきたことは言うまでもありません。しかし、昨今の状況は大都市の多くの中小劇場が幕を閉じ始めています。そこに携わる芸術監督や舞台技術者など劇場関係者も新しい職場を探し求めているのが現在の姿ではないでしょうか。

ここにきて、ようやく芸術劇場の世界に、昨年「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」が制定され、徐々にではあるが、わが国の劇場の目指すべき方向性、取り組むべき事項が明らかになりつつあります。
ホールの活動を持続するには一定規模の経済的基盤(経済圏)と観客人口、創造集団が必要です。そして舞台芸術には、日々の稽古場も重要です。どちらかというと今の公共ホールは稽古場(リハーサル室)等が不足しており、まだまだアーティストが集まってくる芸術創造の環境とは言い難い。また、創造劇場となれば芸術監督、プロデューサーだけでなく、学芸部門や営業部門も一体となって地域に根ざすことが大切です。

わが国にふさわしい芸術創造拠点のネットワークはどうあるべきか、創造環境が整っていない公共ホールをどうしていくのか、市民交流型施設としてどうあるべきか、貸館の恣意的運用をどう構築していくのか、芸術文化に対する考え方について、自治体ならびにホール関係者はこれらの課題に真剣に取り組まなければならない時期に来ています。

いずれにしても、芸術文化の役割の第一は「まちを元気にする」ことです。パティオ池鯉鮒も、会館としての社会包摂的役割を担いつつ、市民に愛される公共ホールのありたい姿を引き続き求めていきたいと思います。





※写真上・・・花しょうぶホールのガラス工事が終了しました!
※写真下・・・しだれ梅の花が咲きました。
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