【すたっふNOTE】まちおこしダンス 愛・かきつばた姫

  • 2013/01/24(木) 10:26:58

みなさん、こんにちは。企画スタッフYです。今日は来月に迫った「まちおこしダンス 愛・かきつばた姫」の見どころなどをお話ししたいと思います。
このかきつばた姫企画は、パティオ池鯉鮒が文化庁より「優れた事業を行っている劇場」に平成22年度より5年間継続して支援(助成)をいただき企画しています。皆さんもご存じのとおり芸術には、さまざまな分野がありますが、その中で「古典人形をメインとしたオペレッタ・現代人形劇・ダンス・演劇・音楽」の各分野で5年にわたり(26年度まで)「かきつばた姫」の新作を上演しています。今回の企画は、3作品目となり、2部構成で2作の新作を上演します。

さて、平安のお姫様である『かきつばた姫』、今ではストーカーとでも言われそうですが、純粋に在原業平を一途に思いすぎて入水して死んでしまうとても悲しいお話です。当時の姫の年齢は、今でいう高校生くらいだったと思われます。そんな同世代の恋心を光ヶ丘女子高等学校のダンス部80人が踊ります。時代は変わっても女心は変わらないのか?現代の高校生が想うリアルな恋愛観と平安の女心をダンスで表現します。

在原業平役・演出・振付には驚異のダンサー森山開次さん。普段ソロダンサーとして活躍している彼が、女子高生とデュエットしたり、今までにない世界観を披露しますのが第2部の「光・かきつばた姫」。
第1部「序曲~かきつばた姫の悲しみと想い~」は、愛知を中心に活躍中のダンサー石川雅美さんが思い描く姫の新作舞踊。石川雅美モダンダンススタジオのメンバーも出演し、かきつばたの花の舞台美術と共に、美しい姫の心を舞い上げます。
そして、演奏にも注目です。指揮者は、テレビ・ドラマ「新春スペシャル・のだめカンタービレ」において指揮指導を、映画「のだめカンタービレ・最終楽章」では、千秋真一役のピアノ演奏手元吹き替えを務めた愛知出身の角田鋼亮さん。演奏は愛知室内オーケストラの皆さん。
森山開次作品の作曲は、今のりに乗ってる作曲家、板倉ひろみさん、石川雅美作品は、パティオ登録アーティストの加藤智美さん、第1部2部共に、この公演のために新たに作られた曲です。

いよいよ本番まで1ヶ月、若くて情熱あふれるダンス公演に是非お越しください。

(スタッフY)

※写真はダンスかきつばた姫の稽古風景

平成24年度文化庁優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業
「まちおこしダンス 愛・かきつばた姫」
2月23日(土)18:30開演・2月24日(日)14:00開演
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「新年にあたり」 

  • 2013/01/05(土) 10:18:30

旧年を閉じ、新年あけましておめでとうございます。
皆様にとって、幸せな一年となるように心よりお祈り申し上げます。
芸術文化は、まちを元気にし、人の心を豊かにしてくれます。今年も多くの芸術文化に触れ、癒し、感動を享受し、人生を大切にゆったりとお過ごしいただきたいと思います。

2013年は干支でいうと「巳年」ですね・・・!
旧約聖書では、神が創造されたアダムとイブが、ヘビにそそのかされ神との約束を破って禁断の木の実を食べてしまい「神の楽園」から「額に汗して働く世界」に追放されてしまう。そして「ヘビ」は神の怒りに触れ、足を奪われ地を這うこととなります。

私たちにとって、ヘビの容姿は、怖くもあり神秘的な存在ですね。
十二支の「巳」は、『漢書 律暦志』では、草木の生長が極限に達し、次の生命が作りはじめられる時期と解釈されています。
「ヘビ」は、長い間エサを食べなくても、体を多少傷つけられても、生きぬく強い生命力を持ち合わせています。また、脱皮を繰り返すことによって新しい命として変わることから、世界や日本各地で「神の使い」として信仰の対象となっています。

さて、2012年は天変地異、政治混迷、経済混沌といった大変な年でありました。
政治は、12月の衆議院総選挙で、また新しい政権の登場となった。経済もそれを好感し、明るい兆しが見え始めました。しかし、衆参のディバイデットガバメント(ねじれ現象)は存在しており、安定政権というわけではなく、まだ脱皮状態が続きます。

経済をみても、世界経済は混沌としており、まだまだ上昇局面を見いだせないでいます。株式相場の格言では、「辰巳(たつみ)天井」といい、相場の関係を経験則で語り継がれています。巳年は辰年と並んで「天井」、すなわち上昇局面から下降局面に反転する。また下降局面から上昇局面に変わる「床」に当る年とされています。
確かに、近年の巳年も転換期でありました。1977年はオイルショック後の後退局面であったし、1989年はバブル経済の最終局面で、その後株価が暴落しバブルの終焉となり、2001年はITバブル崩壊の最終局面でありました。
日本もじり貧状態で、世界に誇った多くの企業も社会制度も弱体化しています。

願わくば、2013年は、政治についても国と民の利益となり、世界から信頼される国としても「体」をとり戻してほしい。また、経済においても「床からの脱出」という転換期であってほしい。
いずれにしても、社会変革の年となることを期待したい。

芸術劇場の世界も、昨年「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」が制定され、徐々にではあるが、新しい劇場の目指すべき方向性、取り組むべき事項が明らかになりつつあります。
パティオ池鯉鮒も「巳年」にあやかり、「力強く生きぬく劇場」として、皆様に末長く親しみ愛される会館をめざし、パティオ関係者全員で力を合わせて頑張ってまいりますので、今年もよろしくお願い申し上げます。
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