【すたっふNOTE】会館の避難器具をご紹介~消防訓練を終えて~

  • 2012/06/30(土) 16:51:02

皆様こんにちは、今回の「すたっふNOTE」はいつもと違った観点より、テーマを取上げたいと思います。それはズバリ、「パティオの防災対策」です!

当館では毎年2回、法律の定めに準じて消防訓練を行っており、つい先日にも、実際に写真のような避難器具を利用した訓練を実施しました。
さて、この写真いったい何だと思いますか?

白い筒状のものが、会館の壁に沿って、地面と垂直にぶら下がっています。
実はこれ、火災などの避難時に大ホールの3階から避難する際に利用する「救助袋」なのです。
よくビルなどの避難具として見かける、滑り台やスライダータイプのものでなく、まっすぐ伸びるこの救助袋・・・正直な感想として、こんな垂直で大丈夫なのかと思われる方も多いのではないでしょうか。

実はこの筒、当然ながらただの筒ではなく、中にはらせん状に布が縫いこまれています。そのため、らせん状の布の上を滑り降りるように降下します。滑り降りると表現しましたが、布からかなり抵抗を受けますので、体をもがくように動かさないと、降りていきません。これ、けっこう体力を使うんです。

今回実施した訓練でも、新人の2名がこの救助袋の洗礼(?)を受けて、会館の消防訓練デビューを果たしました。
年2回の消防訓練では会館独自の発想で、実践的かつ緊張感の高い訓練を実施して、有事の際に来館者の安全を守るよう、常に心構えを持ち、非常時に備えています。(機会があればこの訓練方法についても、いつかブログに取上げたいと思います)

火災には十分に気を付けて、この救助袋のお世話にならないよう、今後も安心安全の施設管理に努めてまいります。
来館者の方々も、ぜひ、ご来館の折には、非常口ならびに各部屋に貼付してあります避難通路の確認をよろしくお願いします。

(スタッフT)
k101546854.jpg

スポンサーサイト

【すたっふNOTE】パパさん大活躍!6月17日おやこDEサロンより

  • 2012/06/20(水) 15:25:35

みなさま初めまして。今回担当させていただきます、スタッフkです。

パティオ池鯉鮒では、「子育て支援事業」として、市子ども課と連携し毎月2回、未就園児のお子さんとその保護者の方を対象に、親子のふれあいや仲間づくりの場として施設を開放する「おやこDEサロン」を開催しています。
「おやこDEサロン」は、主に平日の午前中、子育て支援センターの保育士の指導のもとに開催しており、ママとお子さん、おばあちゃんとお孫さんといった組み合わせで、多くの皆様にご参加いただいています。

そんな中、初の試みとして、父の日前日の6月17(土)に、男性保育士を講師に招き、パパさん参加大歓迎の“イクメン講座”を実施しました。

最近よく聞く「イクメン」という言葉、日本語俗語辞書によると、「イケメン」が変化したもので、育児を積極的に行う男性、育児を楽しんで行う男性を意味するそうです。

今回は18組の親子のうち、11組の“イクメン”パパさんにご参加いただきました。また、アシスタントとして男性保育士のお子さんも大活躍!肩車をしたり、お子さんを両脇からだいてぶらぶらゆすったりと、平日の講座ではみられない、男性ならではのダイナミックな遊びが目白押しでした。
途中、保育士のこぼれ話を興味津々に聴くパパさんの姿も見られ、アットホームな雰囲気の中、楽しそうに過ごす親子さんの笑顔でいっぱいとなり、とても有意義な講座となりました。

参加者からは、「楽しかった」「良かった」という感想をいただいたほか、ママさんや女性スタッフからは「保育士の先生がかっこよかった!」「参加されていたパパさんも素敵」との感想もあり、未婚の私も同感♪
私が幼い頃は、男性の育児参加の機会や、男性保育士の存在もまだ少なかったので、今の子ども達を羨ましく感じました。
これからは、将来の“イクメン”となってくださる方を探さなければ・・・!

さて、また来月7月19日(木)には、支援センター職員による「おやこ遊び」として、段ボールを使った遊びの講座を開催します。詳細はこちらをご覧ください。皆様のお申込みをお待ちしています!
k451380299.jpg

好都合と不都合、共に生きる 【館長】

  • 2012/06/10(日) 15:21:14

第二の社会に飛び込んで1年が過ぎました。
新しいメンバーと共に地域の皆さんに喜んでいただく仕事をさせていただいており、感謝しています。
前職場においても組織(チーム)をうまく動かすには、何が大切かと考えてきました。仕事は人にかかっています。人を動かす技術的な手法は様々にありますが、人間の内面、つまりこころの在り方についてはなかなか難しい。

私たちは毎日を、人と人で取り巻く社会で生活しています。時として我を通す言動に出ることも多々あります。この私たちの現実を、仏教では「娑婆(しゃば)」と言い、インドの言葉で「忍耐」を意味するそうです。

よく「〇〇のせいでできない」「〇〇さえいなければ」など、自分と相手(対象)に分けることがあります。そして、さらに損得、勝敗、敵味方など、「好都合」と「不都合」に分け、そして不都合を退けて好都合を得ようとします。しかし不都合なことが消えさえすれば、本当に幸せになれるのでしょうか・・・?

人との関わりって皮肉なもので、自分が好都合と思っていることも、他の者にとっては不都合ということも多くあります。また、かつての不都合が今は好都合ということもあります。問題が解消したといっても、実は、それはごまかしであり、目を逸らしただけであって、実際は解決しないまま、実はこころの奥でさらに自分を苦しめてしまう場合が多いものです。


日ごろから私たちは、「共に」という言葉を何気なしに使っています。「共生社会」「共存社会」とか。しかし、それはただ単に共に生活するということではないと思います。「共に生きる」という言葉の内実は、傷みであり懺悔だと思うのです。

日本史上最大の「東日本大震災」のあまりの悲惨さに、いま日本に生活する誰もが、浮かない気持ちを抱えているでしょう。それはなぜかと考えてみると、やはり、みんなが繋がっているということではないでしょうか。日頃は気づかないし、むしろ無関係だと思っているが、実は、みんな繋がっている。だから、心が晴れないのでしょう。

ましては、毎日顔を合わせて過ごす仲間であれば、なおさらです。自分も相手も、そして他の者も互いに関係しあって成り立っていることに気づき、すべてに共存意義があることを知ることが大切だと思うのです。そこにはじめてこころのチームワークができあがり、「共に生きる」ことの喜びや傷みが分かち合えるのではないでしょうか。


芸術文化活動は、そんな娑婆に生きる一人ひとりにスポットをあて、好都合と不都合の理解を深め、それぞれの人がそれぞれに明日に向かって、新たな歩みを始める機会となり得るはず。
そのことを信じ、肝に銘じて、これからも地域の皆さんの「共に生きる」をサポートしながら、ちりゅう芸術創造協会は、親しみのある会館づくりを目指していきます。