新年度がスタートしました。変わらぬご 支援を!

  • 2017/04/10(月) 00:01:00

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パティオ池鯉鮒の館長職に就任して三度目の春を迎えました。その間、慣れない業務でありましたが、多くの皆様に支えられながら当会館のスローガンである「地域にねざす したしみと にぎわいの会館」の推進を使命とし、文化芸術の拠点施設であると同時に、重要なコミュニティ-機能を果たす場に成り得るよう奮励してきたところであります。
春は別れと出会いの季節と言われますが、どんな人に出会い、どんな出来事にあうかによって人生も大きく変わってきます。過去を振り返れば、あの時にあの人に出会ったこと、またあの出来事があったからこそ、今が存在している、ということは、どなたでも思い当たることと思います。そうしたなか、当協会において4月1日付の事務局長職に人事異動がありました。

先月末をもって退職された前事務局長は、現在の知立市の文化芸術の道を切り開いてきた先駆者の一人と言っても過言ではないと思います。また、パティオ池鯉鮒の建設にも大いに尽力され、昭和55年当時、市内には固定席ではない500人定員の市庁舎に併設された中央公民館(現在もあります)はありましたが、隣接市には立派な会館があるのに、知立市には無いということもあって、市民の多くがもう少し広くて、舞台芸術の上演や鑑賞のできる固定席のホールが欲しいと声を上げられた市民のお一人でした。その間、昭和59年には第三次総合計画にホールの検討が位置づけられると、立ち上げられた各種の委員会の委員として、ホールのハード・ソフト両面に亘って建設基本構想の策定において、中心的な役割を果たされてきました。そんなこともあって前事務局長にとってパティオ池鯉鮒は、可愛い我が子のような存在であると思います。そんな思いを後任の新事務局長が引継ぎ、職員と一丸となって会館運営に取組んでいきますので、これからも健康には留意され、違った立場でパティオ池鯉鮒をご支援いただきたいと願っております。

今回、ブログ筆耕にあたり22年前当時の資料に目が留まりました。市民ホール(仮称)建設基本構想のなかでの基本的な理念として、次の五つの建設の目標が掲げられていました。
① 新たな文化創造の場
② 文化情報発信の場
③ 市民の文化活動・交流センター
④ 質の高い文化芸術鑑賞の場
⑤ 地元文化団体の発表の場
現在のパティオ池鯉鮒の運営は、当時掲げた五つの理念にブレることなく着実に踏襲していることを再認識することが出来ました。これもひとえに、会館オープン前から組織されたボランティア組織であるパティオ・ウェーブの皆さんを筆頭に、多くの会館利用者、地域住民の皆様方のご支援の賜物と思います。まことに感謝の一言です。

新たな年度がスタートしました。今では、貸館や自主事業への参加者など、会館利用者は、年間約20万人を超える多くの方にお越しいただいておりますが
本年度においても創意工夫に取り組み、皆様方の期待に添える事業メニューを盛りだくさん揃えておりますので、皆様お誘い合わせのうえ、ぜひ足をお運びくださいますようお願い申し上げます。

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※写真は会館南側にある桜並木の散歩道(上)と駐車場にある芝桜(下)

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第6次知立市総合計画に基づく計画の更なる推進と達成に向けて

  • 2017/03/10(金) 00:00:01

春の陽気を思わせるような穏やかな日も少しずつ増えてきました。しかし、まだ気温が上がったり、下がったり・・・。まだ寒暖の差は激しく体調管理に気を付けないといけない日々が続いていますが、着実に季節は春へと向かっています。
そんななか、私自身、気がかりな事があります。それは花粉症であります。現在のところ特に症状は出ていませんが、私には無縁であった目のかゆみ、鼻詰まりなど、軽い花粉症に似た症状が出たのが昨年の今頃です。怪我や生活習慣病といわれる糖尿病・高血圧などの病気と違い、一般的には時期が来れば解消される花粉症ではありますが、春の訪れを感じ一年の中で最も過ごしやすく快適な季節を迎えることとなる一方、毎年、花粉症で苦しんでいる方にとっては、とても嫌な季節の到来であると思います。職場の中でも花粉症に悩まされている人もいます。非常に辛く苦しんでいる状況を目の当たりにしている私にとっては、果たして今年は大丈夫なのか?不安な気持ちにさせられています。何事もなく過ぎ去ってくれることをただ願う毎日であります。  
私自身、このような状況に置かれていますが、今年度のパティオ池鯉鮒の運営も、地域の皆さんに対して一定の成果を示しつつ、残り約一カ月を切る時期になりました。これも多くの皆様方のご理解とご協力の賜物と深く感謝いたしております。来年度におきましては、特に第6次知立市総合計画においてパティオ池鯉鮒に定められた諸施策の更なる推進と早期達成を強く意識し、市と協働しながら取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

総合計画とは
総合計画とは、市のまちづくりにおける最上位に位置づけられる計画で、まちづくりの基本方針や目標(将来像)を定めたものです。知立市では、平成27年度から10年間を計画期間(2015 年度から2024 年度)とする「第6次知立市総合計画」を策定しております。
そこで、第6次知立市総合計画のなかで、パティオ池鯉鮒に関わる具体的な施策の内容(計画の抜粋)をお知らせいたします。

規定されている施策の内容
文化会館における芸術・文化に親しむ機会の充実
●文化会館が実施する自主文化事業のさらなる充実を促すとともに、催しに関する広報を効果的に行うなどにより、文化会館の利用者層の拡大を図ります。
●施設劣化への対応や利用者の利便性の向上を図るため、文化会館を計画的に改修します。また、改修を機会として、現在ロビーにて展示している山車文楽・からくりの展示方法の改善を図ります。
 
市民による文化・芸術活動の促進
●自主的・主体的に文化芸術活動を行うきっかけをつくるため、市民参加・市民提案による多様な文化・芸術事業を開催するとともに、活動を支える人材や団体育成を図ります。
●次世代の文化の担い手、新たな市民芸術家の育成を図るため、幼保育園小中学校巡回事業を継続することなどにより、若い世代が文化芸術に触れる機会を充実します。
 
以上が、パティオ池鯉鮒に対し具体的に計画され、取り組むべき施策の内容です。
※知立市の中長期的に目指すまちや市民生活の将来像を描き、まちづくりの目標及び市政運営の方向性を示し、市が取り組む施策の方針や内容を示した「第6次知立市総合計画」は、市のホームページにて公開されていますので、一度ご覧いただきたいと思います。

是非お越しください。 お待ちしています!「ハートフルコンサート」

  • 2017/02/10(金) 00:00:27

知立市内の障害者団体及び関係団体は、今まで独立し各々で活動されていましたが、昨年4月1日より、新たに、知立障がいフォーラム「リングC」という一つにまとまった活動団体が組織されました。
今回、この記念すべき設立の機会に、市及び新組織が主体となって、障がいのある方もない方も気兼ねなく文化芸術に触れ合うことができる劇場という空間の場で、気軽に音楽を楽しんでいただく鑑賞事業が、「ハートフルコンサート」としてパティオ池鯉鮒で開催されます。
「社会包摂」という聞きなれない言葉がありますが、意味としては「社会的に弱い立場にある人々に社会参加の機会を開き、社会的課題の緩和や解決に取り組む継続的活動のこと」と言われています。こうしたことから、パティオ池鯉鮒では文化芸術に備わる特性を活かし地域の劇場の果たす役割の一つとして、平成24年度から、容易に会館に来られない子どもたちのために、市内の幼保育園及び小中学校などに音楽・演劇といった生の芸術を直接届け、体験し身近に触れてもらえる巡回事業を積極的に取り組んでいます。
そうしたなか、パティオ池鯉鮒では今回のコンサートは極めて重要な事業として捉え、障がいのある方と、その関係者の方たちを中心に開催・運営されるこの企画を全面的な支援体制で臨んでいます。
現在では「リングC」の役員の皆さんと会館職員とが連携しながら、普段、劇場に足を運んで音楽に触れることが難しい方でも安心して楽しめて、誰にでもオープンなコンサートになるよう企画を推進しているところです。
コンサートの構成として、第1部では障がい者団体有志によるコーラス発表、そし、て、第2部のメインコンサートは、「CoCoRoni」という名古屋をベースに活躍する若手声楽家たちによる、日本の懐かしく美しい歌のコーラスユニットです。
現在、障がい者の方たちは、慣れないステージでの本番に向けて猛特訓中であると聞いており、どのような発表になるか今から楽しみにしたいと思います。
障がい者の方を支援するかたちは様々であると思います。
知立市、そしてパティオ池鯉鮒にとっても、本格的なコンサートとしての支援は初の試みですが、障がいのある人もない人も一緒に舞台を楽しんでもらい、楽しいひと時を皆さんで感じていただければと思っております。是非ともお誘い合わせのうえ多数のご来場をお待ちしています。


ハートフルコンサート HP 

日  時  平成29年3月19日(日)
       開演:午後2時(開場:午後1時30分)
主  催  知立障がいフォーラム「リングC」・知立市
共  催  一般財団法人ちりゅう芸術創造協会
後  援  知立市教育委員会
会  場  知立文化会館:かきつばたホール
入場料   500円
       ※3歳以下の膝上鑑賞は無料
その他   要約筆記・手話通訳あり
       車いす席をご利用の方は、事前にご予約ください。

新たに組織された組織団体
知立障がいフォーラム「リングC」
    ↑       ↑
〇市内の障者害団体及び関係団体
(1)知立市身体障害者福祉協議会 
(2)知立市聴覚障害者協会     
(3)知立手をつなぐ育成会      
(4)社会福祉法人けやきの会
(5)NPO法人かとれあ福祉ネット


新年のご挨拶

  • 2017/01/10(火) 13:20:00

新年明けましておめでとうございます。穏やかな晴天の三が日のもと新たな年を迎えることができました。旧年中、パティオ池鯉鮒の運営ならびに各種事業が円滑に遂行できましたことに対し厚く御礼申し上げます。そして、本年も職員一丸となって皆様に愛される会館として邁進してまいりますので、引き続き多くの皆様方のご支援ご協力お願い申し上げます。
パティオ池鯉鮒は文化芸術の拠点施設として、様々な自主事業を積極的に展開し芸術に対する興味を呼び起こすとともに、鑑賞活動だけではなくワークショップなどを通して、皆さんが芸術創造活動に直接参加し体験をする事業を重視し、会館に人が集まり、何かが行われ、何かが創り出されていく、そのような交流の場所、交流の拠点としての会館(存在)を目指して取り組んでいます。今後においては文化芸術振興だけでなく、まちづくりや観光振興など地域活性化への役割を担う施設としても大きな期待を求められております。
そうしたなか、昨年の12月1日、多くの市民そして祭り関係者が心待ちにしていました知立まつりで上演される「山車文楽とからくり」がユネスコ無形文化遺産に正式登録されたという朗報が届きました。パティオは知立山車文楽保存会の事務局という立場としても大変に喜ばしいと感ずるとともに、改めてその重責を痛感しているところであります。
市では「世界の遺産」として地域活性化の方策として観光事業に位置づけることも視野に検討を進めることとしています。そうしたことに対する動きとして、定期的に上演できる施設の必要性の声が上がっていること、また来年は間祭りで山車文楽からくりの上演のない年ですが、何らかのかたちで上演し見せられるよう祭り関係者で検討されていることなど大いに夢が膨らむ話であります。
しかし、一方では新年早々、都道府県が無形民俗文化財に指定した祭りや踊りなどの伝統行事のうち、継続的な実施が難しくなり休廃止されたものが60件あると新聞で報道されました。そうした状況になった背景には、その地域ごとの事情あってのことであると思いますが少子化・若者の都市への流失などによる担い手減少が主な要因であると報告されました。ちなみに県内でも一つの廃止された伝統行事がありました。
今後、パティオとしても祭り関係者、市と一体となって誇れる「世界の遺産」の保存、継承活動に取り組んでいく所存ですので、会館運営と同様に皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。
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【館長ブログ】一年を振り返って

  • 2016/12/25(日) 08:48:25

まもなく新年を迎えようとしています。「一年が過ぎるのが早いね!あっと言う間の一年だった!」このような会話が交わされている事と思います。今年も残すところあと一週間ほどとなりました。年々1年という月日が早く過ぎて去って行く様な気がしてなりませんが、皆さんにとって2016年はどんな年でありましたか?一年を振り返れば、人それぞれ良い事、悪い事、辛かった事など、いろんな出来事に対し思い感じ、そして体験されたことと思います。

私自身、この1年を振り返ってみると、さほど大きな出来事として感じたことは、多くなかった年のような気がします。しかし、少ない中でも思わず「まさか本当に……!」といった予期せぬ大きな出来事はありました。それは言うまでもなく、皇太子殿下がパティオ池鯉鮒に来られるといった連絡を受けた時。そして、皆様も既にご存じのとおり、諸般の事情により前日になって視察中止の一報を受けた時であります。いずれも「まさか……!」そのものでありました。実際に実施されていればパティオにとって歴史的な出来事として、後世に長く語り継がれていくこととなったはずであり、とても残念でありました。私自身も、一年の振り返りを総括すれば、この出来事に尽きる年でありました。

国内外においても、スマップの解散・豊洲の盛り土問題、イギリスがEU離脱、次期アメリカ大統領選挙によるトランプ氏の当選等々、芸能、政治経済など大方の予想に反する数知れない「まさか……」という出来事がたくさん起こりました。来年においても予想もしない様々な出来事が起きると思いますが、少しでも明るい出来事の「まさか……!」であってほしいと願いたいものです。

私にとって、来年はどんな年になるのか想像もつきませんが、何はさておき自身の健康保持であります。最近では、久しぶりに会う人との会話が、定番のことのように体の衰えから生ずる「ここが悪い、あそこが痛い」といった話題から始まり、その後、親の介護の話になります。こうしたことから、何事も健康でなくては何もできないという思いを強く感ずる年齢になってきましたので、今後とも健康第一をモットーに生活していきたいと思っております。

今年も、多くの皆様にパティオ池鯉鮒にご来館いただき誠にありがとうございました。来年も皆様のご支援を頂きながら会館のスローガンである「地域にねざす したしみと にぎわいの会館」に向かって誠意努力してまいりますので、来年も引き続き応援の程よろしくお願い申し上げます。それでは、皆様にとって2017年が幸せな1年になりますように、心よりお祈りいたします。良いお年をお迎え下さい。
最後ですが、この一年、館長ブログをご愛読ありがとうございました。