FC2ブログ

パティオDEクリスマス

早いもので、一年の終わり「師走」です。また、12月7日に「大雪」、22日は「冬至」を迎え、年も寒さも極まり、なんとなく落ち着きませんが、街なかにはどこからともなくクリスマスソングが流れ、夜ともなれば街路樹や商店街のイルミネーションが鮮やかな光を放ち、一年の中で一番賑やかな季節がやってきました。

 パティオ池鯉鮒では、知立の冬の風物詩ともなりました「パティオDEクリスマス2018 ~森のクリスマスパーティー~」を12月21日(金)から26日(水)まで開催します。

パティオDEクリスマス2018表

 このイベントは、ホールボランティア パティオ・ウェーブの皆さんと共に作る、パティオならではのイルミネーションイベントです。
普段、パティオ池鯉鮒に馴染みのない子どもたちに劇場を体験していただき、楽しい時間を過ごしていただこうと、2000年の会館当時から始まり、開催するごとに内容を工夫し続いてきた事業です。日中に温かい劇場(花しょうぶホール)の中で天候に左右されず、ご家族やお友達と一緒に、小さいお子様からベビーカー、車いすの方にも安心してご鑑賞いただけます。

パティオDEクリスマス2018 画像
※写真はイメージです

おかげさまで、ここ2年は一万人を超える多くの皆さまにご来場いただき、パティオの一大イベントとして好評をいただいています。
毎回ご来場の皆様にはアンケートにご協力いただき、その中でお気づきの点やご要望を頂いています。私どもは、それらのご意見にお答えできるよう、そして、新たな出会いを演出できるよう企画に取り組んでいます。
 今回は、イルミネーションの他にも、「クリスマスコンサート」や「ペーパーランタン」、お馴染み「松ぼっくりツリー」の工作教室など、親子で楽しめるイベント満載です。
 クリスマスコンサートでは、ヴァイオリンアンサンブルの「ピュアチェーレ」、「パティオ少年少女合唱団」、ミュージックサークル「アンダンテ」、パティオ登録アーティストらの「farfalletta」「ベルフルール」による演奏を日替わりで予定しています。
入場は無料ですが、工作教室は材料費を頂きます。どうぞお出かけください。

 読者の皆様には、今年も拙いブログにお付き合いいただき、大変ありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えいただくとともに、来年もパティオ池鯉鮒をよろしくお願い申し上げます。

2011年開催の様子
※2011年開催の様子
2013年開催の様子
※2013年開催の様子

パティオDEクリスマス2018
~森のクリスマスパーティー~
12月21日(金)~26日(火)10:00~18:00
※25日は休館日
花しょうぶホール
入場無料

詳細はこちら
スポンサーサイト

【すたっふNOTE】愛知県立芸術大学オペラ公演

皆さんこんにちは。スタッフのHです。
秋も深まりいよいよ寒さが厳しくなりました。

今回は12月15日(土)に開催します、愛知県立芸術大学によるオペラ《シンデレラ》(サンドリヨン)をご紹介いたします。
『シンデレラ』のお話はご存じの方も多いかと思いますが、今回お届けするのはフランスのマスネ作曲によるオペラ作品になります。

愛知芸大オペラ「サンドリヨン」※前回の同演目公演より - コピー


音楽は美しく時にコミカルになり、今回は日本語訳詞による歌唱ですので内容も分かりやすく、全体として親しみやすい作品になっています。またこの作品の登場人物のほとんどが女声で、王子様役をソプラノが務めるなど、女声の魅力を存分に堪能できる作品でもあります。舞台美術は物語の幻想的な雰囲気と、皆さんの抱くシンデレラの世界観を尊重し、具体性を抑えたシンプルな要素で構成されています。皆さんの想像力を大きく膨らませながらご覧ください。

主な出演は愛知県立芸術大学の大学院研究生で、管弦楽、合唱はもちろん、舞台美術についても学生が手がけているなど、まさしく愛知県立芸術大学が総力を結集した公演になります。
学生達は4月から準備を始め、稽古のほうもいよいよ佳境を迎えております。学生による公演と侮るなかれ、県内屈指の芸術大学による音楽・美術ともレベルの高い作品をどうぞご期待ください。

オペラ 表

公演情報
日:12月15日(土)
時:14:00開演(13:30開場)
場:かきつばたホール
料:一般2,000円 会員1,800円
チケット好評発売中
公演の詳細はこちら 

こども・アートふれあい事業

秋も深まり、紅葉の便りが聞かれるようになりました。この辺りの見ごろはもう少し先の11月下旬となるようですが、当会館周りの田畑では雑草が枯れはじめ、その景色は冬を迎える前のさみしさを感じさせています。そんな中にも咲く花々があり、見る者の気持ちを和らげています。山茶花、つわぶき、水仙など華やかで存在感をアピールしているのもあれば、茶、柊、枇杷のようにひっそりと小さな花をつける花木や、芳香を放ち楽しませてくれるものもあり、季節の移ろいを感じさせてくれています。
 
さて、今回は、子どもたちに向けた取り組みの紹介です。
当会館パティオ池鯉鮒が、市内の各保育園、幼稚園、小学校、中学校に出向き、子どもたちに生の音楽や演劇などを届けていることをご存知ですか。

burogu2.jpg

パティオでは、「こども・アートふれあい事業」として、子どもたちが地域の身近な場所で、生の舞台芸術を鑑賞・体験し身近に触れることで、文化芸術に親しみ、豊かな情操を養い、人として大切なコミュニケーション能力を向上させることを目的に、また、子どもたちの多様な個性の醸成にも配慮して「演劇・人形劇分野」「音楽分野」「伝統芸能・伝統音楽分野」など幅広いジャンルに渡るよう、各年度ごとに芸術分野のテーマを設定する方式で企画を展開しています。
この企画により、子どもたちが中学校を卒業するまでに、様々な芸術分野を鑑賞できるようにと考えています。


本事業の具体的な活動としましては会館当時から継続的に実施する地域の伝統芸能「山車文楽」を知っていただくために本場の大阪文楽の技芸員が上演する作品鑑賞や文楽の三業を体験する「中学生優れた芸術鑑賞事業(文楽)」を今月末、開催いたしますし、これまでにも小学校では「落語」や「狂言」を各学校の体育館などで鑑賞して頂きました。また、はじめての芸術鑑賞となる幼稚園・保育園では「人形劇」や「日用品楽器演奏」「和太鼓コンサート」など、芸術鑑賞の原風景ともなる機会が、良い出会いとなるような作品を選定し、その機会を心から楽しんで頂いています。

ブログ1

今年度はこの他にも、教育委員会などとの連携により、小学校では「パティオ登録アーティストによるコンサート『コンサートデリバリー』」を実施していますし、市内3中学校の2年生全員を招待し、愛知県芸術劇場とSPAC(静岡県舞台芸術センター)が共同企画した、県内の子どもたちに向けて舞台鑑賞の機会を提供する「劇場と子ども7万人プロジェクト 中学生招待公演『寿歌』」を上演しました。
高等学校へも、生徒会と当会館とが連携して演目を選定し開催する、芸術鑑賞会を12月に予定するなど、乳幼児期から高等学校までを広く網羅して展開している事も当市の教育普及事業としての特徴となっています。

私どもが重要な活動と位置づけておりますこの「こども・アートふれあい事業」は、地元企業や各種団体、市民の皆様から多大なるご協賛を頂くことで企画・運営しております。ご厚情をいただきました皆様に深く感謝申し上げますと共に、今後も地域住民をはじめ、教育機関の皆様との協同により、当市の将来を担う子どもたちの心身ともに健やかな育成に寄与するよう、「パティオ池鯉鮒」の持つ機能を最大限に活用し貢献して参りますので、引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

【すたっふNOTE】文楽ふれあい交流会

皆さんこんにちは。スタッフCです。
今回は、11月11日に開催するイベント<「知立の山車文楽」上演・ふれあい体験>についてご紹介します。

文化会館の中庭に展示されている山車の幕が、クラウドファンディング等の寄付金で新しくなったことを記念して、新しい幕のお披露目と山車文楽等の上演を行います。
上演後には、人形遣い体験や山車を間近で見て触れる、伝統芸能ふれあいコーナーもあります。
2016年12月に「知立の山車文楽とからくり」がユネスコ無形文化遺産に登録されてから、約2年が経とうとしています。
知立が世界に誇る伝統を身近に感じていただける機会をぜひお楽しみください。

光のパティオ・山車

【日時】
11月11日(日)10時~12時10分
【場所】光のパティオ(屋外)ほか
【料金】無料(上演・体験とも)
【内容】
10時~ 開会式  
10時5分~ 知立山車文楽保存会 宝町人形連「二人三番叟」上演  
10時25分~ 義太夫お試し教室「傾城阿波の鳴戸 順礼歌の段」発表  
10時45分~ ちりふ座「壺坂観音霊験記」上演  
11時40分~ 伝統芸能ふれあい・体験(人形遣い体験、黒子&下駄衣装体験、山車に触れる体験) 

文楽ふれあい体験(イメージ)

※ふれあいコーナーでは、模型やレプリカを使用した視覚サポートを行います。希望の方は知立市文化会館へご予約ください。
※時間は目安です。進行状況によって前後する場合があります。
※雨天時は一部内容を変更して行います。

助成/一般財団法人地域創造(市民とつくる舞台芸術プロジェクト)

公演HPはこちら

パティオと山車文楽・からくり

空は青く澄み渡り、さわやかな季節となりました。稲刈りも始まり実りの秋を実感する今日この頃です。
10月は、旧暦では言わずと知れた「神無月」、出雲の国(島根県)では「神在月」です。八百万の神様が会議のため出雲大社に集まるのだそうです。この会議では何を議題にするのかと言えば、「人の運命や縁」「来年の天候」「農作物などの出来」だそうで、このことが出雲大社を「縁結びの神」と呼ぶ所以です。
全国的に「神無月」とはいえ、留守番をする神様もいるようで、「恵比寿神」「金毘羅神」「かまど神」「道祖神」などが、留守神様として私たちを守っていてくれるのだそうです。 (「暮らしの歳時記」より引用)
 
さて、知立の神様と言えば「知立神社」ですが、今回はその祭礼で奉納される「山車文楽・からくり」と当会館「パティオ池鯉鮒」との関わりについてご紹介します。
平成12年7月(2000)に開館した当会館には、二つのホールがあります。
その内の一つ「花しょうぶホール」は、「山車文楽・からくり」の継承活動の発表場と、この伝統芸能の上演を通じて現代における意義を見出すことに努めることを大きな目的として建設されました。
基本コンセプトは、「知立らしい魅力にあふれた交流の拠点づくり」であり、そのために、当市の歴史、文化、伝統など地域に根ざした文化活動の輪を広げ、伝統文化の継承と新たな文化創造の役割を担う場とすることです。
「知立山車文楽保存会」に加え、「からくり保存会」が発足すると、平成14年(2002)にはシアターカレッジ(三味線、義太夫)(人形遣い)を開講し、継承のための支援環境が整いました。
山車のレプリカを使用した舞台では、保存会との協同により、当初の目的遂行に向け多彩な事業が展開されています。
そんな中で、平成18年(2006)ユネスコ(国連教育科学文化機構)による無形文化遺産の保護に関する条例が発効すると、平成26年3月(2014)「全国山・鉾・屋台保存連合会」加盟の当市を含む33団体が「山・鉾・屋台行事」として「ユネスコ無形文化遺産」に一括登録することを目指し提案書を提出しました。
その結果、平成28年12月(2016) 晴れてユネスコ無形文化遺産登録となり、世界的に当市の「山車文楽とからくり」の価値が認められました。
本年度当会館が実施した、また予定している関連事業につきましては、まず7月1日に長年続いている「保存会公演」が上演されました。
当日は暑い中にもかかわらず開場前に列ができるほどの人気で、ほぼ満席の中、舞台中央の「劇場用山車のレプリカ」の上で三味線と語りに乗って操られる人形を、観客の皆さんは食い入るように見つめ、クライマックスの場面では拍手や歓声があがり、それぞれの技量に満足している様子でした。
公演が終わり出口付近で来場のお礼をしていると、ある高齢の紳士が、「知立にはいいものがあるね。私の方こそこういうものを見せていただき『ありがとう』と言いたい」とおっしゃって下さり、改めて知立の山車文楽・からくりの評価の高さを認識させられました。

DSC00782.jpg

当会館の山車蔵にも山車が収納されています。これは、かつて「中新町」が保有していたもので、新調した際に古い物がここに収められたものです。
開館以来 風雨に曝されることはないとはいえ、山車を飾る幕は日光を浴びて相当傷み展示に堪えないことから、知立市はクラウドファンディングなどで寄付を募り、これにより幕を新調することになりました。この11月11日(日)に幕新調を記念し、当会館の「光のパティオ」に於いて新しい幕のお披露目と併せ山車文楽の上演などを行います。
当市が世界に誇る伝統を身近に感じていただき、山車を間近で見て触れることができるこの機会を是非お楽しみください。
また、11月29日(木)には、知立の山車文楽とからくりのユネスコ登録を記念して、「知っているようで知らない日本の伝統芸能の魅力を知る公演 世界に誇るユネスコ無形文化遺産、人形浄瑠璃・文楽」を、本場大阪の文楽座技芸員による解説を交えてお届けします。一度は見てみたい日本の伝統芸能をこの機会にご鑑賞ください。

知立の山車文楽

早いもので開館以来20年近い時間が経過しました。私どもはこの間多彩な公演などを手掛けてきましたが、当会館の伝統芸能に対する役割は、当初の目的であります「伝承活動への積極的な支援と公演を通じ伝承すべき意義の発信」であることに変わりはありません。
今後もさらに新たな挑戦を続けてまいる所存ですので、どうぞ今まで以上にご支援くださいますようお願いいたします。