知立まつり「山車文楽とからくり」 ユネスコ無形文化遺産登録後、初の上演

  • 2017/05/10(水) 09:22:39

先月末、【すたっふNOTE】にて知立まつりの事前予告をアップさせていただきましたが、今回は私から事後報告をさせていただきます。5月2、3日の両日、清々しい五月晴れのなか、多くの見物客を迎え入れて賑やかなうちに行われました。  
まつりは、一年おきに本祭り(ほんまつり)と間祭り(あいまつり)が行われ、今年は本来ならば間祭りのため「山車文楽・からくり」の上演は行われない年でありました。こうした情報は、市のホームページ等で発信はされていますが、一般の観光客の方には馴染みのないということもあって、せっかくお越しいただいたにも関わらず見られないといった、非常に心苦しい状況が予想されていました。まして昨年の12月に「山車文楽とからくり」がユネスコ無形文化遺産に登録後、初の祭りということもあって、関心が高くなっているからなおさらでありました。
しかし、オリンピック水泳選手によるインタビューでの名言フレーズのように「観光客に文楽・からくりを見せずに帰すわけにいかない!」といった、祭り関係者のなんとかしようとする心温かい決断により、西町の本祭り用の山車を使って特別に披露されました。保存会の皆様の英断には心より拍手を送りたいと思います。本当にお疲れ様でした。
当日は、昨年の不評でありました音響機器の問題もクリアされ、特設会場の西町公民館の駐車場は熱気で溢れんばかりの人だかりで、多くの見物人は江戸時代から伝承されている知立市の代表的な伝統芸能に見入っていました。来年は、本祭りで今年以上の人出が予想され、昨年は入場制限がされた経緯もあることから、何か一工夫が必要な状況であると率直な感じを受けました。こうした現象は、言うなれば祭りに対する嬉しい悲鳴であり、知立が元気な町である証しであると同時に誇りに思います。
なお、【すたっふNOTE】でも紹介させていただきましたが、パティオ池鯉鮒の恒例事業となっています「知立の山車文楽とからくり」保存会公演について改めて私からもPRさせていただきます。

○開催日:7月2日(日) 14時開演(13時30分開場)  
○場 所:パティオ池鯉鮒(知立文化会館)花しょうぶホール

大変に申し訳ございませんが、今回の公演は整理券の配布を予定しており、お一人様につき2枚までとさせていただきますのでご留意ください。配布につきましては、5月27日(土)の午前10時から行います。また、電話での予約も同日、午後1時より受け付けいたしますので、多くの皆様のお越しをお待ちしています。

宝
宝町人形連 傾城阿波の鳴戸 十郎兵衛住家の段

山
山町人形連 艶容女舞衣 酒屋の段

中新
中新町人形連 二人三番叟

本
本町人形連 伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段

西
西町唐繰師(知立からくり保存会) 一の谷合戦

※写真の掲載は出演順です

スポンサーサイト

【すたっふNOTE】知立の山車文楽とからくり関連公演

  • 2017/04/25(火) 17:40:06

みなさん、こんにちは。スタッフのHです。
春真っ盛りの今日この頃、GWも近づきお出掛けするのに一番気持ちの良い時節でしょうか。今回は昨年に晴れてユネスコ無形文化遺産に登録された「知立の山車文楽とからくり」の今年行う主なイベントについてご紹介いたします。

まず近いところで、GW中の5月3日(水)の知立まつりで行う特別上演をご紹介します。今年は間祭りの年で、本来であれば山車文楽・からくりの上演はありませんが、今年は知立神社の裏手にある西町公民館敷地内で一台の山車を利用した、全5町による特別上演を行います。こちらは屋外のため、雨天の場合は中止となってしまいますのでご注意ください。

続いて、保存会公演としてお馴染み、7月2日(日)にパティオ池鯉鮒にて行います「知立の山車文楽とからくり」保存会公演をご紹介します。この公演は劇場上演用に作成した山車のレプリカを使用した本物さながらの上演になります。劇場なので天候にも左右されず、砂ぼこりの無い快適な環境の中、知立の伝統芸能をご鑑賞いただけます。また、専門家によるわかりやすい解説を上演の間に挟み、あらすじや見所の掲載された床本(台本)を無料配布します。初めて山車文楽とからくりをご覧になる方も安心してご覧いただけます。尚、鑑賞するには整理券が必要となります。整理券の事前配布・受付は5月27日(土)10時よりパティオ池鯉鮒にて行います。詳細は後日下記会館HPに記載しますのでご確認ください。

最後に、11月12日(日)に知立市内で行います、特別披露上演をご紹介いたします。これについては詳細はまだ未定ですが、本祭りと同様に全5町の山車が勢揃いし上演を行う予定です。詳細は追々市のHPなどにアップされると思いますので、気になる方はチェックしてみてください。

 会館HPはこちら 
※7/2「知立の山車文楽とからくり」保存会公演の詳細は後日アップします

新年度がスタートしました。変わらぬご 支援を!

  • 2017/04/10(月) 00:01:00

P1420638.jpg

パティオ池鯉鮒の館長職に就任して三度目の春を迎えました。その間、慣れない業務でありましたが、多くの皆様に支えられながら当会館のスローガンである「地域にねざす したしみと にぎわいの会館」の推進を使命とし、文化芸術の拠点施設であると同時に、重要なコミュニティ-機能を果たす場に成り得るよう奮励してきたところであります。
春は別れと出会いの季節と言われますが、どんな人に出会い、どんな出来事にあうかによって人生も大きく変わってきます。過去を振り返れば、あの時にあの人に出会ったこと、またあの出来事があったからこそ、今が存在している、ということは、どなたでも思い当たることと思います。そうしたなか、当協会において4月1日付の事務局長職に人事異動がありました。

先月末をもって退職された前事務局長は、現在の知立市の文化芸術の道を切り開いてきた先駆者の一人と言っても過言ではないと思います。また、パティオ池鯉鮒の建設にも大いに尽力され、昭和55年当時、市内には固定席ではない500人定員の市庁舎に併設された中央公民館(現在もあります)はありましたが、隣接市には立派な会館があるのに、知立市には無いということもあって、市民の多くがもう少し広くて、舞台芸術の上演や鑑賞のできる固定席のホールが欲しいと声を上げられた市民のお一人でした。その間、昭和59年には第三次総合計画にホールの検討が位置づけられると、立ち上げられた各種の委員会の委員として、ホールのハード・ソフト両面に亘って建設基本構想の策定において、中心的な役割を果たされてきました。そんなこともあって前事務局長にとってパティオ池鯉鮒は、可愛い我が子のような存在であると思います。そんな思いを後任の新事務局長が引継ぎ、職員と一丸となって会館運営に取組んでいきますので、これからも健康には留意され、違った立場でパティオ池鯉鮒をご支援いただきたいと願っております。

今回、ブログ筆耕にあたり22年前当時の資料に目が留まりました。市民ホール(仮称)建設基本構想のなかでの基本的な理念として、次の五つの建設の目標が掲げられていました。
① 新たな文化創造の場
② 文化情報発信の場
③ 市民の文化活動・交流センター
④ 質の高い文化芸術鑑賞の場
⑤ 地元文化団体の発表の場
現在のパティオ池鯉鮒の運営は、当時掲げた五つの理念にブレることなく着実に踏襲していることを再認識することが出来ました。これもひとえに、会館オープン前から組織されたボランティア組織であるパティオ・ウェーブの皆さんを筆頭に、多くの会館利用者、地域住民の皆様方のご支援の賜物と思います。まことに感謝の一言です。

新たな年度がスタートしました。今では、貸館や自主事業への参加者など、会館利用者は、年間約20万人を超える多くの方にお越しいただいておりますが
本年度においても創意工夫に取り組み、皆様方の期待に添える事業メニューを盛りだくさん揃えておりますので、皆様お誘い合わせのうえ、ぜひ足をお運びくださいますようお願い申し上げます。

P1420645.jpg

※写真は会館南側にある桜並木の散歩道(上)と駐車場にある芝桜(下)

【すたっふNOTE】HAPA来日公演2017 ミュージック&フラ コンサート

  • 2017/03/25(土) 00:00:30

Hapa_summer.jpg
みなさんこんにちは。
暖かい陽光とともに日増しに春の到来を感じる近頃ですがいかがお過ごしでしょうか。今回は、これからの季節に陽だまりでゆったりと聴くのにピッタリなハワイアン・ミュージックを奏でる「HAPA」とフラ・ダンサーによる来日公演「HAPA来日公演2017 ミュージック&フラ コンサート」をご紹介します。
「HAPA」はバリー・フラナガンとロン・クアラアウによるデュオ(何れもヴォーカル、ギター、ウクレレ)で、ハワイアン・ミュージックとフォークロックがミックスした独特の旋律と美しいハーモニーが魅力のハワイのトップアーティストです。
抜群のコーラスワークと、爽やかなスラック・キー・ギターの音色は、ジャンルに関わらず音楽が好きな人なら一聴の価値ありです。今回の来日では、2006年にミス・ハワイに輝いたフラ・ダンサー、ラダーシャ・ホオフリが同行し、癒しのフラをお届けします。
さらに、第1部では、当館に教室(本校)を構え東海地区を中心に活動している、春日井彩由美さん主宰の地元ハラウ(フラ団体)、Ka Leo O Laka I Iapana・Ka Pa Hula 'O Ka 'ie'ie(カ レオ オ ラカ イ イアパナ~カ パー フラ オ カイエイエ)との競演もあります。
美しいフラ・ダンスを観ながら聴く、トップレベルのハワイアン・ミュージックをご覧に是非お越しください。沢山のご来場をお待ちしております。

HAPA 表 HP

HAPA来日公演2017 ミュージック&フラ コンサート
日時:2017年6月23日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:かきつばたホール

第1部 HAPAと日本のハラウによる華やかな競演
競演:Ka Leo O Laka I Iapana・Ka Pa Hula 'O Ka 'ie'ie/春日井彩由美
第2部 HAPAのコンサート

詳細はHPへ

第6次知立市総合計画に基づく計画の更なる推進と達成に向けて

  • 2017/03/10(金) 00:00:01

春の陽気を思わせるような穏やかな日も少しずつ増えてきました。しかし、まだ気温が上がったり、下がったり・・・。まだ寒暖の差は激しく体調管理に気を付けないといけない日々が続いていますが、着実に季節は春へと向かっています。
そんななか、私自身、気がかりな事があります。それは花粉症であります。現在のところ特に症状は出ていませんが、私には無縁であった目のかゆみ、鼻詰まりなど、軽い花粉症に似た症状が出たのが昨年の今頃です。怪我や生活習慣病といわれる糖尿病・高血圧などの病気と違い、一般的には時期が来れば解消される花粉症ではありますが、春の訪れを感じ一年の中で最も過ごしやすく快適な季節を迎えることとなる一方、毎年、花粉症で苦しんでいる方にとっては、とても嫌な季節の到来であると思います。職場の中でも花粉症に悩まされている人もいます。非常に辛く苦しんでいる状況を目の当たりにしている私にとっては、果たして今年は大丈夫なのか?不安な気持ちにさせられています。何事もなく過ぎ去ってくれることをただ願う毎日であります。  
私自身、このような状況に置かれていますが、今年度のパティオ池鯉鮒の運営も、地域の皆さんに対して一定の成果を示しつつ、残り約一カ月を切る時期になりました。これも多くの皆様方のご理解とご協力の賜物と深く感謝いたしております。来年度におきましては、特に第6次知立市総合計画においてパティオ池鯉鮒に定められた諸施策の更なる推進と早期達成を強く意識し、市と協働しながら取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

総合計画とは
総合計画とは、市のまちづくりにおける最上位に位置づけられる計画で、まちづくりの基本方針や目標(将来像)を定めたものです。知立市では、平成27年度から10年間を計画期間(2015 年度から2024 年度)とする「第6次知立市総合計画」を策定しております。
そこで、第6次知立市総合計画のなかで、パティオ池鯉鮒に関わる具体的な施策の内容(計画の抜粋)をお知らせいたします。

規定されている施策の内容
文化会館における芸術・文化に親しむ機会の充実
●文化会館が実施する自主文化事業のさらなる充実を促すとともに、催しに関する広報を効果的に行うなどにより、文化会館の利用者層の拡大を図ります。
●施設劣化への対応や利用者の利便性の向上を図るため、文化会館を計画的に改修します。また、改修を機会として、現在ロビーにて展示している山車文楽・からくりの展示方法の改善を図ります。
 
市民による文化・芸術活動の促進
●自主的・主体的に文化芸術活動を行うきっかけをつくるため、市民参加・市民提案による多様な文化・芸術事業を開催するとともに、活動を支える人材や団体育成を図ります。
●次世代の文化の担い手、新たな市民芸術家の育成を図るため、幼保育園小中学校巡回事業を継続することなどにより、若い世代が文化芸術に触れる機会を充実します。
 
以上が、パティオ池鯉鮒に対し具体的に計画され、取り組むべき施策の内容です。
※知立市の中長期的に目指すまちや市民生活の将来像を描き、まちづくりの目標及び市政運営の方向性を示し、市が取り組む施策の方針や内容を示した「第6次知立市総合計画」は、市のホームページにて公開されていますので、一度ご覧いただきたいと思います。