はじめまして

  • 2018/04/10(火) 00:00:01

「うららか」「花冷え」「花吹雪」など春を表現した言葉はたくさんあり、この季節、とかく百花繚乱に注目が集まりますが、「山笑う」(春の山の生き生きした様子)景色もあります。
厳しい冬を耐え抜いた落葉樹は、精一杯膨らませた新芽から力の限り新葉を天に向かい噴出し、色はそれぞれだが、艶やかで清潔感あふれる見事な自然の営みで、その美しさには心洗われます。
一方で常緑樹は「春落葉」の真っ盛りです。「竹の秋」とうい表現や、「ゆずりは」という樹の名は言い得て妙で、新芽を伸ばしながら古い葉を一斉に落とし世代交代をします。そして、この常緑樹の営みと我々の「年度」という時間の区切りは似ています。どちらもこの時期に新旧の交代があり、装いを新たに次の時間が始まります。

はじめまして。
このたび「ちりゅう芸術創造協会」の理事長に就任しました加藤 達(とおる)です。今まで文化・芸術に関連する業務の経験がほとんどない私にとっては身に余る大役ですが、パティオ池鯉鮒が目指すところの「地域にねざす したしみと にぎわいの会館」というコンセプトを絶えず意識し、文化を享受し、文化を育み、文化を創り出す環境づくりの一助となるよう精一杯努める所存です。
また、これから携わる未知の世界はどの様なものか楽しみにもしています。どうぞよろしくお願いいたします。

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【すたっふNOTE】 東京芸術座『夏の庭』

  • 2018/03/25(日) 00:00:23

みなさんこんにちは、スタッフTです。本日は、もうすぐ例会100回を迎える刈谷・知立・安城おやこ劇場との連携事業として開催する、東京芸術座の『夏の庭-The Friends-』をご紹介します。
この作品は、湯本香樹実の小説を原作に、東京芸術座によって舞台化され、全国のおやこ劇場や学校等でも数多く上演されています。一人の孤独な老人と三人の少年たちとの奇妙な関係を通して、現実感が希薄な現代社会でどのように「生」と「死」を実感するのかというテーマに、児童文学特有の「成長」という王道的な主題を重ねて描かれた作品です。

小学校最後の夏休み、「人間は死んだらどうなるんだろう」という疑問を抱えた少年三人組が、町はずれのぼろ家にひとりで暮らすおじいさんが死ぬ瞬間を見るために、おじいさんの<観察>を始めます。最初は生きる意欲を全く感じられなかったおじいさんですが、少年たちと喧嘩のような会話をするようになってから、不思議と元気になっていく様子。しだいにお互いの孤独や葛藤を知り、少年たちはおじいさんのためにある計画を実行する・・・

現代を生きる中で私たちが直面するさまざまな障壁、それに立ち向かっていく勇気を与えてくれる演劇公演です。思わず笑いが起こるような、おじいさんと少年たちの遠慮のない会話のやりとりに、「生きている」エネルギーを感じていただければと思います。大人の方はもちろん、お子さんやお孫さんもご一緒に、是非お楽しみください。

東京芸術座『夏の庭』表

刈谷・知立・安城おやこ劇場例会100回記念公演
東京芸術座『夏の庭』
日:4月22日(日)
時:16:00開演(開場は開演の30分前)
会場:かきつばたホール
詳細はコチラ

お世話になりました

  • 2018/03/10(土) 20:56:22

この度、今月3月末をもちまして「一般財団法人ちりゅう芸術創造協会」の理事長(館長兼ねる)の職を辞することになりました。早いもので私が現職に就いて3年が経とうとしていますが、その間、特に大きな問題も無くパティオ池鯉鮒の運営が遂行できましたのも、先月末で終わりました平昌オリンピックの日本人メダリストが「多くの人に支えていただいたおかげである」と一応に発言していたように、私自身も同様にパティオ池鯉鮒をご利用する地域住民の皆さんや、市民も多く参加するホールボランティア組織でありますパティオ・ウェーブの皆さんをはじめとする多くの皆様方のご理解ご支援の賜物と心より感謝を申し上げたいと思います。
3年という短い在職期間でしたが、いろんな体験・経験をさせていただきました。その間において一番の思い出はと問われれば、何をさておいても、昨年の10月に行われる予定でした『皇太子殿下パティオ池鯉鮒の視察中止』を挙げることになります。警備上の関係もあって、公式の記者発表があるまで対外的には一切口外してはならない旨の通達もあり、極秘のうちに愛知県、宮内庁、警察など一部の関係者との間で綿密な話し合いを重ね、更に施設内における安全対策としての現場確認、そして当日に携わる関係者の把握と動き、立ち位置や分刻みでのスケジュール調整など、さすがに皇室という特別な方に対する受け入れ対応だと驚嘆しながら準備を進めてきました。
しかしながら、準備万端で受け入れ態勢完了となっていた視察の前日、やむを得ない理由により『明日の視察は中止となりました』との一報が入り、身体中の力が抜けた体感を今でも鮮明に覚えております。天皇陛下が来年4月30日に退位され、皇太子殿下が翌5月1日に即位されることが正式に決定されました。視察が現実となっていれば、天皇陛下が視察に訪れた施設「パティオ池鯉鮒」として、長く後世に受け継がれていくはずであったと思うと大変に残念でありました。
今回、私にとって最後の館長ブログとなりました。最初の頃は文学的才能のない私にとっては少々荷が重い感があり、何を発信していこうか悩みましたが、その時々の世相を反映した話題を中心に、日ごろ思い感じたことを飾らず月1回でありましたが配信してきました。嬉しいことに、その間には『ブログ見ていますよ!』と言った声掛けをしてくれる方もしばしばあり、退職を機に今回が最後のブログと思うと、若干寂しい感があるのも事実であります。短い期間でしたがご愛読していただき本当に有り難うございました。
最後になりますが、来月から新たに迎える館長を中心に、3年間共に過ごしたスタッフが一丸となって、文化芸術の拠点施設「パティオ池鯉鮒」を盛り立て、より多くの人に愛され更に発展することを願いつつ、多くの方々と知り合いになれ、親しくさせていただきましたことは、私にとって大きな人生の財産として忘れることはありません。本来であれば、お一人お一人に退職にあたってのご挨拶をさせていただくところでありますが、今回の最終ブログを通し『お世話になりました。』とお伝えさせていただきます。誠にありがとうございました。


【すたっふNOTE】落語会

  • 2018/02/24(土) 11:35:34

みなさんこんにちは、スタッフTです。
本日は、3月11日(日)にかきつばたホールで開催します毎年恒例の落語会『春風亭小朝・林家正蔵 二人会』をご紹介します。

出演者は今を代表する実力派、春風亭小朝と林家正蔵という豪華ラインナップです。
落語を観に行ったことがないという方にとっては、最初は敷居を高く感じてしまうかもしれませんが、江戸時代から続く歴史を持つ落語とは本来、「近くに来たついでに寄ってみよう」といった気持ちで観に行ってOKな、気軽に楽しめるもの。予備知識も全く必要ありません。落語家の巧みな道具の使いこなし、身振りや声色によって、想像と創造の世界に引き込まれていくのが楽しみの一つであり、最後の結末(オチ)まで聞くことでそれまでの話の本当の趣旨がわかるという、奥の深さが落語の魅力です。
爆笑必至の落語を、是非劇場でお楽しみください!

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宣材写真正蔵新 - コピー

春風亭小朝・林家正蔵 二人会
日:3月11日(日)
時:14:00開演(開場は開演の30分前)
会場:かきつばたホール

落語 HP

詳細はこちら

【館長ブログ】急激に進む情報化社会に乗り遅れないように

  • 2018/02/10(土) 00:00:01

今季最強クラスの寒気が襲来した先月の末、学生時代の友人と酒でも飲もうということになり名古屋へ出掛けました。会うのが久しぶりということもあって、子ども・孫といった各々の家庭内の近況報告から始まり、私は既に両親は亡くなっていますが、友人は、我々の世代にとって切実な社会問題となっている両親の介護の話など話題に事欠かない状況でした。そして、あそこが悪い、ここが悪い、血圧を下げる薬を飲んでいるなど、高齢者同士の会話として定番となっているお互いの健康状態に関する話題で話に花が咲き、楽しいひと時を過ごしてきました。
  
 当日は、JR名古屋駅の中央コンコースで待ち合わせをしましたが、友人が来るまでの間、私自身が普段の生活の中ではとても体験することのできない衝撃的な光景を目の当たりにしました。それは、仕事を終え帰宅時間と重なっていた事由なのかわかりませんが、人と人との隙間が無い程、多くの人がせわしなく行き交う光景でした。みんなそんなに急いで何処へいくのかな?家路に就く人、自分たちと同様に飲みに行く人など様々であろうと思いますが、あまりにも人の多さと、騒がしく慣れないその現実に、何か息苦しい気持ちになりました。

長時間に亘っての談笑が終わり、家路に就くため名古屋発、豊橋行に乗車する。かなり遅い時間帯であったため幸いにも座ることが出来ましたが、電車内の光景を見て、本日2度目の驚き現場の遭遇である。ほろ酔い加減で眠りについている人以外は、ほとんどの人が、人差し指をスライドさせスマホの相手となっている現実。時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、小学生までが携帯電話を持っている時代であり、今や生活していく上で欠かせない通信・情報収集手段となっているスマホの現実を改めて再認識させられました。

近頃よくネットで買ったという話を聞きますが、通信だけではなく物を買う、何かを予約するなど、幅広い利用用途には驚くばかりです。最近では、私自身も利用しているクレジットカードや電子マネーなど、現金を使わないで支払が行われていますが、最近の新聞にスマホ決済という見出しの掲載がありました。スマホによる支払いが出来、今後は更に普及していくという内容でした。外出するときは財布を持たずに、スマホを持参すれば良いことになり、生活環境に大きな変革が急速に訪れようとしています

私もガラケーからスマホに変えて2年が経とうとしていますが、見た目にはディスプレイに多くのアプリケーションを表示させていますが、ほとんど利用することのない実態があります。うまく使いこなしている人にとっては、こんなに便利な機器はないと思いますが、以前のブログにも書かせてもらいましたが、今後もIT・AI(人口知能)技術の飛躍的な進歩が予想され、人とのつながりの希薄化が懸念される昨今、お互いに目と目を見ながら感情を出しながらの「コミュニケーション」を大切に生活していきたいと思います。ただし、情報化社会に乗り遅れないようにしていくことも痴呆防止の一つとして心掛けていきたいものです。